niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

岸辺露伴は動かない


岸辺露伴は動かない (ジャンプコミックス)岸辺露伴は動かない (ジャンプコミックス)
(2013/11/19)
荒木 飛呂彦

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 岸辺露伴
 職業は漫画家。
 所有スタンドはヘブンズ・ドアー。

 彼が聴いた、または実際に体験した4つの恐怖を描いたスピンオフ短編集。

 ネタバレありなので、続きは↓



『懺悔室』
 取材でイタリア旅行に行った露伴。そこの教会で聞いた、恐怖の体験とは。


 両者の駆け引きがとてもドラマティックでスリリング。ドラマの一編として海外で実際に制作されていてもおかしくない話だった。


『六壁坂』
 妖怪伝説がある山を購入し、それが値崩れして破産してしまった露伴。編集者に語った、その目で見た妖怪『六壁坂』とは?


 妖怪(生物?)の生態がとても生々しく厭らしい。しかも、どこにでもいそう、自分の近くにもいそう、と思えてしまいそうなのがまた恐怖だ。
 しかし、もし生物なら、バラバラにしてしまえば、切り刻んでしまえば、流石に生き続けられないだろう。現場が血の海になるのは必至で、その後の始末も大変だろうが。


『富豪村』
 編集者が見つけた山奥の村。調査では全ての住人が、村に住む前は普通の暮らしをしていたのに、そこに移り住んでからは次々に事業に成功して富豪になっていっている。取材のため、売りに出されている1区画を購入しようとしている編集者に同行した露伴だったが、そこはとてもマナーに厳しい所で……。


 救いなのは、住む前に住む資格があるかどうかを審査される、ということ。住み始めてから「実はこういった所なのです」と説明されたり判明したりする展開の方が、当事者にとってはより厳しい。「実は欠陥住宅だった」とか「上下左右・隣近所の住人が実は……」とか。


『密漁海岸』
 イタリア料理店のシェフである友人から、貴重なアワビの密猟の話を持ちかけられた露伴。好奇心から承諾した露伴だったが、そこで、恐怖の体験をすることに……。


 相手が装置やスタンド等によって人為的に起こされた現象ではなく、「あくまで“ただの”自然現象」という展開に、そういう方法もあったか、と目を瞠った。生活の知恵として自然現象を利用する、というのは至極当たり前の話だけど、自然現象ゆえに、意識しなければなかなか気付かない。

 余談ですが、アワビやタコが妙にエロティックに見えて仕方がなかったです。(苦笑)


 うーん。『トワイライトゾーン』や『アウターリミッツ』や『世にも奇妙な物語』のような話が好きな人にはお勧めですね。著者自身、映画やドラマをよく観ていますし。
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テーマ:ジョジョの奇妙な冒険 - ジャンル:アニメ・コミック

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