niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

ひたぎエンド 其ノ貳


恋物語 (講談社BOX)恋物語 (講談社BOX)
(2011/12/21)
西尾 維新

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“片思いをずっと続けられたら――
それは両想いよりも幸せだと思わない?”


<前回までのあらすじ>
 詐欺師・貝木泥舟は元日、かつての詐欺の被害者、戦場ヶ原ひたぎから電話を受けた。強制的に会う約束をさせられ、嫌な予感を感じながらも、貝木は場所を移動することに。
 半年振りに再会したひたぎが口にしたのは 千石撫子を騙してほしい という詐欺の依頼だった――。

 以下、ネタバレ含む感想。


【010】
 引き受ける、という貝木の回答に戸惑う、依頼した側の戦場ヶ原。ま、当然だろう。


【011】
 帰りの機内で、依頼のまとめと計画を練るためにノートに書き込みをする貝木。
 原作では単にデフォルメされたイラストや似顔絵、という表現だったので、さてアニメではどんなイラストになるのかなー、と観ていたら……
針玉ヒロキさん・画だった!



【012】
 到着後、騙した相手に見つかってもいいように、服や髪型を変えることにした貝木。
 オールバックをやめ、繁華街で購入した明るい色の背広をまとい、ネクタイを締め、コートを羽織る。

 デフォルトよりは多少ましになったかもしれないが、不吉な顔のインパクトがまだ強過ぎる。
 判る人に判るんじゃないのか?


【013】
 戦場ヶ原に電話をする貝木。
 原作では途中、貝木のジョークがツボに入って喋れなくなる戦場ヶ原、という描写があったのだが、残念ながらカット。貝木のジョークに対する視聴者の反応が知りたかったが。


【014】
 情報を集めるため、まずは千石撫子の両親に会うことにした貝木。話を聞いたが、両親もまた、撫子を表面上の可愛さしか見ておらず、内面の闇に気づいてはいなかった。

 諺に「子の心、親知らず」とあるが、大抵の親は、子供の外見と共に成長する内面に、精神に、闇に、気付かない。また別の親は、それを知ろうと、見つめようと、認めようとせず、いつまでも「所有物」扱いする。「ウチの子に限って」とついつい考えてしまう親は、要注意だろう。

 親の許可を得て、今度は撫子の部屋に入ることに。アルバムを見て、ようやく対象を認識する。
 可愛い。確かに可愛いが――、
――わざとらしい。


子供っぽくて、可愛らしくて、気持悪い。


 そう思いながらアルバムをしまい、今度はクローゼットを開けようとして、それを母親から止められた。

 娘から、そのクローゼットには触らないように言われているんです、と。

 両親に対しても、暦に対しても、そのクローゼットに触れる事を固く拒む撫子。一体、中にはどのような秘密が隠されているのか。


【015】
 戦場ヶ原に、途中報告とこれから神社に行く旨を伝える貝木。


【016】
 神社の前で、賽銭として小銭(ちゃんと8円出している)を入れようとして考え直して1万円を入れ、二礼二拍一礼すると……、

撫子だよ!


 本殿の奥から駆け足で、あっさりと神様登場。あ、有難味が全く感じられない……。


【017】
 神様撫子は笑顔で貝木を出迎えた。写真にあった卑屈そうなそれではなく、全てから解き放たれたような、開放的な笑顔だった。
 ちなみに神社が新しくなったのは、この間の大雨で神社が潰れたと思った誰かが動いたのか、専門の職人さん達が再建したから。
 神社が新しくなったのに、誰も来てくれないことに不満げな撫子に貝木が「サービスが足りないとか」と言うと、

「サービス? サービスって、えっちなサービス?」

……また成人向け二次創作が増えそうなネタが。嫌いじゃないけどね。

 好きな人をぶっ殺すことを楽しそうに話す撫子を見て貝木は、この子は馬鹿だ、と結論を出した。「馬鹿な子ほど可愛い」という諺があるが、その点も、撫子が「可愛い」と言われてきた一因だったのだろうか?

 貝木の「人間に戻れるとしたら、戻りたいか?」という問いに、はっきりと「いや」と答える撫子。続けて「片思いをずっと続けられたら――それは両想いよりも幸せだと思わない?」という撫子の言葉に、「……そうだな」と返す貝木。その時脳裏には、交通事故で死んでしまった片思いの相手(臥煙遠江)が。

 人々が撫子の姿を見て逃げる理由を「不気味だから」とついつい言ってしまう貝木。殺されると思いきや、「不気味だとか怖すぎるとか、そんなこと言われたの、初めてだな」と撫子は笑った。「可愛い」としか言われ続けてこなかった彼女にとって、そうした言葉は逆に新鮮だったのだ。

 帰ろうとする貝木を引き止める神様に対し、また来るからそれまでこれで遊んでろ、と綾取りの糸を渡す貝木。
 アニメではカットされたが貝木の趣味ではなく、暇つぶしになんとなく作っただけのそれを、偶々持っていただけである。
 ドラえもんネタの台詞、カットされるかと思ったけど使われていた。伏線として残したのかな?


 話は詐欺師と神様のファースト・コンタクトまで進みました。原作自体台詞が少ない分、カットされた内容もほとんどありませんでしたね。貝木のイラスト担当が針玉ヒロキさんだったのは驚いたけど。
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テーマ:化物語 - ジャンル:アニメ・コミック

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