niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

「決められない」政治から「決めさせてくれない」政治へ。

 某月某日。本棚を整理していたら『経済のニュースが面白いほどわかる本 日本経済編』が出てきたので、どれくらい現状を言い当てているのか、と読み返してみることにしました。
 以下は私自身の解釈ですが、


現状、景気は悪い。

デフレーションが進む。

将来への不安」が大きくなっていく。

 消費者は財布の紐をきつくして、
①モノを買わなくなる。
②安いものしか買わなくなる。
③可能な限り貯金する。

資金の動きが良くならず、更に景気が悪くなる。(「デフレスパイラル」)

減税策を試みても、「将来への不安」等の理由から消費は進まず、税収が減るだけ。

政府の懐の焼け具合は酷くなる。

(今後も「運営の建て直しリストラクチャリング)」を進めるのと平行して)
減税ではなく、増税をしなければならない。

消費税増税法案


 ――と、いう流れとなります。

「高齢化」が進むと「年金」だけでなく「福祉」や「医療」などに関する国の負担もどんどん増えていくので、消費税は少なくとも10%は超えてしまうだろうね。

(271ページ)


 国民感情として納得できなくても、合理性のみで考えるなら納得するしかないのかもしれません。しかし国民を安心させるべき当の政府は党や派閥、政治家個人の利害の不一致から分裂状態となっており、消費税増税法案もその成立までには紆余曲折がありました。

 実は過去にも似たような事例はあります。チェロキー・インディアンの首長たちが入植してきた白人たちと対等な立場となるために連合を試みた時も、逆に入植してきた白人たちが「アメリカ合衆国」を建国しようとした際も、各々が各々の自治権や特権、地位や独立性に固執し続けたことで失敗しています。そしていずれも、各々がそれらへの執着を捨て、乗り越えたことで初めて彼らは一つにまとまったのです。

 漫画で恐縮ですが、ここで私が思い出すのは沈黙の艦隊 (11) (モーニングKC (262))で日本の総理大臣の台詞です。

「党などどうでもよいではないか」

(竹上登志雄/183ページ)


 議論することで政策を切磋琢磨することは必要でしょうが、一度あえて、「与野党や派閥などの枠や柵を越えて団結する」という覚悟を持たなければ、せめて10年は政権を保たせなければ、最悪、日本は世界から匙を投げられるかもしれません。


※参考・引用資料

経済のニュースが面白いほどわかる本 日本経済編経済のニュースが面白いほどわかる本 日本経済編
(1999/11/09)
細野 真宏

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