つきひフェニックス 其ノ肆

偽物語(下) (講談社BOX) (2009/06/11) 西尾 維新 商品詳細を見る

　原作のネタバレも含みます。未見・未読の方はご注意を。

---

【キスをした。】
「何すんじゃあ！」
　上の妹に引き続き、下の妹の初ちゅーも奪った鬼畜な兄。でも。

「ドキドキもしねえし、嬉しくもねえ。お前やっぱり、僕の妹だよ」

　その事を確認するためだけに初ちゅーを奪う。家族を、愛する人を守るためなら最低な行為だってする。それが阿良々木暦。

---

【学習塾跡にて】
　前回にて貝木が言っていた「野暮用」とは、影縫さんへの怪異に関しての情報提供でした。「名を知っているだけだ。」と言っておきながら、実は忍野も含めて大学時代の同期というサプライズ。しかも影縫さんからも金取って阿良々木くんからも金取って、「嘘をつく」という詐欺は働かなかったものの、「故意に全てを語らない」という詐欺を働くという悪党っぷり。さすが詐欺師。Ψ(￣∀￣)Ψケケケ

---

【バトル】
　今回も、あまりにも一方的な展開に。「nice boat」なカットは、『なでこスネイク』同様、ＤＶＤでは完全版として新たなカットを追加して再編集、ということになるのだろうな。
　完全に負けている状況にもかかわらず、『括弧』つけた台詞を影縫さんにぶつける阿良々木くんが『括弧』イイ！
　原作を読んだときはそうでもなかったですが、アニメで観たときは涙腺を刺激されました。このシーン、原作を超えています。
　この展開に白けた影縫さん、月火ちゃんを「例外としてお目こぼししてやる」ということにして退場。

---

【ＥＮＤ】
　ラストのカットは、髪を切り、毒を出し切り、更生し、普通の女の子になった戦場ヶ原ひたぎ。
　ＥＮＤカードは、まさかの忍野忍【１８歳バージョン】ｷﾀ━(ﾟдﾟ)━!!

---

　総合としては、多少の不満はありましたが、最低限観たかったシーンは観れたのでまあいいか、ということで７５点。『つきひフェニックス』でした！





…………(・Д・）　　　　　　　　え？
(　ﾟдﾟ)
(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ
(　ﾟдﾟ)

次回に続く？