niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

裁判は終結した。だが、全ては解決してはいない。

遺族心の傷癒えず 真相分からず無念
オウム裁判:13被告、死刑確定へ 執行可否、次の焦点
「オウム」は終わっていない

 1995年に始まったオウム真理教の一連の裁判が2011/11/21、事実上終わった。だが、未だ彼の人物を崇拝する者は多く、また、同様の事件が起きないようにするための、有効な対策も未だ確立していない。
 私にも、声高く主張できる、論理的かつ有効とされるような意見など未だない。できるのは、こうしたモノへの理解の助けとなるであろう、書籍の紹介のみである。


スピリチュアルにハマる人、ハマらない人 (幻冬舎新書)スピリチュアルにハマる人、ハマらない人 (幻冬舎新書)
(2006/11)
香山 リカ

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 テレビで紹介される「健康・長寿」法・グッズへの妄信も、守護霊や前世といった「スピリチュアル的なモノ」などへの傾倒も、オウム真理教への信仰と根っこは同じであることを論じている。


悪魔のささやき (集英社新書)悪魔のささやき (集英社新書)
(2006/08/12)
加賀 乙彦

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 人はなぜ罪を犯したり自殺したりしてしまうのか。その疑問に「ささやく悪魔」という定義を持ち込んだ、非常に面白い好著。
 著者は本書の中でオウム真理教にも言及しており、『「死刑にして終わり」にしないことが、次なる悪魔を防ぐ』と論じているが、私も同感だ。
 これは私個人の意見だが、「刑を執行することで、信者の『教祖の神格化』が一層強くなってしまう」ことを最も恐れている。


洗脳護身術―日常からの覚醒、二十一世紀のサトリ修行と自己解放洗脳護身術―日常からの覚醒、二十一世紀のサトリ修行と自己解放
(2003/10)
苫米地 英人

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 洗脳術の詳しい解説と、洗脳への対処法に特化した専門書。オウム真理教が実際に行っていた洗脳法にも触れている。


かってに改蔵10 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)かってに改蔵10 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
(2010/12/17)
久米田 康治

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 番外編。
 第190話『ガスの元栓閉めたっけ?』
 特に必要ないはずなのに、まるで何かに脅迫されているかのように「やらなくちゃ!」という気持ちになってしまう、『強迫観念』がテーマ。これを読むと、「毎日視界に入る広告やCMの謳い文句って、一種の洗脳だよな」って思ってしまう。


 昔、【ノストラダムスの大予言】が流行した。今も、【2012年人類滅亡説】や【フォトンベルト】などへの信望者が数多くいる。
 マニュアルやメディアや教えや自他の考えをただただ盲信することなく、時には一歩下がって俯瞰し、今一度自分自身の頭や心で考えてみる。マイケル・サンデルが教えるような思考が今後は重要になってくるだろう、と私は思う。
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