niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

ロボットの心-7つの哲学物語

ロボットの心-7つの哲学物語 (講談社現代新書)ロボットの心-7つの哲学物語 (講談社現代新書)
(2001/12/20)
柴田 正良

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 科学分野的な話かと思いきや、実はバリバリの哲学分野の話でした。
 簡単に言うなら、「私たちの脳内で普段から行われているやりとりを、ロボットの電子頭脳内で同様のことをさせようとしたら、どうすべきか」という問題を、哲学の方面からアプローチを試みたらこうなった、という内容。しかし、これがそう難しくもなく、面白い。
 私たちが普段無自覚にしている「思考」は、例えるなら「百足の脚」だ。百足が、なぜたくさんの脚を自由に動かせるのか、と問われ、それを自覚して考えれば考えるほど、脚を自由に動かすことができなくなってしまう……、という話。
 ロボットに私たちと同等の思考をさせるならば、まず私たち自身の「思考」とは何なのか、を考えなければならない。しかしそれは、実は途方もない難題なのだ。
 もしロボット工学、特に人工頭脳に興味があって、この本を読みたくなったら、PLUTO (プルートウ)を先に読んでおくことをお奨めする。きっと理解とイメェジの助けになってくれるだろう。

PLUTO (プルートウ) 全8巻完結セット (ビッグコミックス)PLUTO (プルートウ) 全8巻完結セット (ビッグコミックス)
(2009/06)
浦沢 直樹

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