niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

東京原発

 ――先日の地震と津波に端を発する今回の福島県の原発の放射能汚染は、未だ収束の目処が立っておらず、周辺の県にも放射能と、無理解と無責任と無知が生んだ風評被害が広がっており、対岸の火事ながら非常に心配しております。
 そんな折に不謹慎かもしれませんが、上記の事態だからこそ世間の多くの人たちに観てもらいたい映画があるので、過去に紹介した作品ですが、もう一度紹介したいと思います。


東京原発 [DVD]東京原発 [DVD]
(2004/09/25)
役所広司、段田安則 他

商品詳細を見る


 財政難の東京。東京都知事の天馬はある日、何の前触れも無く臨時会議を招集、その場で爆弾発言をする。

「東京に、原子力発電所を誘致する!」

 召集された面々は大パニック!
 財政回復電気料金値下げ都市冷暖房システム、などと都知事の屁理屈にも似た弁論に一同、一旦は誘致賛成に傾きつつも、副知事の反対発言に賛成派と反対派に分かれて喧々諤々の大論争。何人かは賛成から反対へ、反対から賛成へ、と意見がコロコロ変わる。なかなか結論に達しないことに苛立ち、都知事は原発推進を掲げる専門家を、副知事は原発排斥を掲げる専門家を現場に呼び込もうとする。
 はたして、原子力発電所は必要なのか、不要なのか。

 笑いながらも、日本が抱える原子力発電所の現状と課題を学ぶことが出来る、社会派ブラックコメディ。


東京原発 (竹書房文庫)東京原発 (竹書房文庫)
(2004/01)
山川 元

商品詳細を見る


 多彩なフリップを使用してできるだけ視聴者にも理解しやすい構成になっていますが、文庫で活字版も出ていますので、専門用語が耳で分からなかった時に傍にあると便利です。
 これを観ると、我々都会の人間が如何に原発がある地方の犠牲を知らずに電力を浪費しているのか、そして知られざる原子力発電所の驚くべきシステムとその歴史が、よく分かります。その上で、笑えるエンターテインメント映画としても成立しています。
 また、この映画を観たあとに、大手検索サイトで "都内"+"核輸送" など、映画で出てきた用語を検索すると、色々と気になる情報が出てきますよ。

 家族で観て電力消費のことを考えてみてもいいし、学校教材としても使用できる、と思います。

 子供を持つ親御さん、如何ですか?
スポンサーサイト

テーマ:原発事故 - ジャンル:ニュース

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://publicoenemy.blog60.fc2.com/tb.php/569-81a1da61
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad