FC2ブログ

風月文語の適当徒然

風月文語(ふうげつ ぶんご)です。適当に徒然なことを記事にします。

インビジブル・ウォー(不可視の戦争)

中国、強気の対日外交「揺さぶれば一層の譲歩」
菅首相「謝罪と賠償、応じるつもりない」 尖閣沖衝突
謝罪と賠償に「応じない」と菅首相 尖閣諸島問題で




「われらの戦略は一をもって十に当たる。われらの戦術は十をもって一に当たる。」
(毛沢東『語録』)

 現在、中国が日本に行っている様々な攻撃には、上記の言葉が忠実に反映されている、と私は思う。
 「国益」という大戦略を元に、様々な不可視の戦術を以って、日本を攻撃している。これはもう「インビジブル・ウォー(不可視の戦争)」と呼称しても過言ではないかもしれない。
 対して日本には、具体的な戦術も戦略もあるように見えない。様々なニュースを見ていて、私はあるアニメ映画のワンシーンを思い出していた。

「……戦線から遠のくと、楽観主義が現実に取って替わる。そして最高意志決定の段階では現実なるものはしばしば存在しない……戦争に負けている時は特にそうだ」と呟く部下に対し、「何の話だ。少なくともまだ戦争など起きてはおらん」と度し難い認識の台詞を吐く上司。「戦線」を「戦前」または「戦中」「戦時」などと言い換えれば、今の時事にそぐう台詞ではないだろうか。

「政治:主義主張の仮面を被った利害のぶつかりあい。私利私欲のためになされる公の行為。」
(ビアス『悪魔の辞典』)
「政治に野心がある、奸策がある、結党がある、政治は清浄を愛し、潔白を求むる者の入らんと欲する所ではない。」
(内村鑑三『所惑十年』)

 「清浄で真直な政治手腕こそが国を救う」という信念を以って行動することには何ら問題はない。ただ、「水清ければ魚棲まず」という格言もあるように、上層の政府の面々と下層の民衆の双方が、政治に関するあらゆる清濁を受け入れる覚悟を、そろそろ持つ必要があるのではないだろうか。下記の台詞が叫ばれる前に。☟

「だから! 遅過ぎたと言ってるんだッ‼」




○引用した作品

世界名言大辞典世界名言大辞典
(1997/11)
梶山 健

商品詳細を見る


筒井版  悪魔の辞典筒井版 悪魔の辞典
(2002/10/09)
アンブローズ ビアス

商品詳細を見る


TOKYO WAR MOBILE POLICE PATLABORTOKYO WAR MOBILE POLICE PATLABOR
(2005/06/30)
押井 守

商品詳細を見る


機動警察パトレイバー2 the Movie [Blu-ray]機動警察パトレイバー2 the Movie [Blu-ray]
(2007/08/24)
冨永みーな.古川登志夫.池水通洋.二又一成.大林隆介押井守

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ:中国問題 - ジャンル:政治・経済

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://publicoenemy.blog60.fc2.com/tb.php/511-0380160a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad