niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

ひとり百物語 怪談実話集

ひとり百物語 怪談実話集 (幽ブックス)ひとり百物語 怪談実話集 (幽ブックス)
(2009/03/04)
立原透耶

商品詳細を見る


 立原歩けば怪談にあたる――。
 日々怪談的現象に遭遇する「視える」著者が書き下ろす、怪談実話集。




 加門七海さんや伊藤三巳華さんと同様、視える人。ただ他の二人と違うのが、「心霊関係のトラブルメーカー」だということ。
 或る人は「霊を呼び寄せるくせに祓えない、困ったヤツ。」と評する。
 また或る人は「怪異を記しても何の問題もない人とそうでない人がいる。立原さんは、悪いものの影響をもろに受けて、弱ってしまうタイプ。まさしく生け贄の子羊状態で、無防備この上ない。」と評する。
 その評価はまさしく正しく、悪いものに懐かれたり憑かれてしまったりするのは日常茶飯事。怪異を体験したのにそれに気付かず、周囲から指摘を受けて、初めて怪異だと気付くこともしばしば。
 霊感はあるのに自己防衛力がとても鈍く、危険な場所に気付かず侵入してしまうことも度々あり、それが原因で加門さんと伊藤さんに祓ってもらうというエピソードも。
 あげくには、自身の行為が新たな都市伝説を生み出してしまったことも。
 それゆえに、怖いエピソードもあるが基本的に日常の延長線上の怪異を書き出した、「心霊エッセイ」という感じである。このテイストは、加門さんや伊藤さんの作品が好きな人には、大いにオススメだ。

 ただ、読者として読む分には大変面白いが、身近にはいてほしくない、というのが、本音ではある。
スポンサーサイト

テーマ:心霊 - ジャンル:サブカル

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://publicoenemy.blog60.fc2.com/tb.php/496-0356cf53
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad