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2024-02

ひとり百物語 怪談実話集

ひとり百物語 怪談実話集 (幽ブックス)ひとり百物語 怪談実話集 (幽ブックス)
(2009/03/04)
立原透耶

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 立原歩けば怪談にあたる――。
 日々怪談的現象に遭遇する「視える」著者が書き下ろす、怪談実話集。




 加門七海さんや伊藤三巳華さんと同様、視える人。ただ他の二人と違うのが、「心霊関係のトラブルメーカー」だということ。
 或る人は「霊を呼び寄せるくせに祓えない、困ったヤツ。」と評する。
 また或る人は「怪異を記しても何の問題もない人とそうでない人がいる。立原さんは、悪いものの影響をもろに受けて、弱ってしまうタイプ。まさしく生け贄の子羊状態で、無防備この上ない。」と評する。
 その評価はまさしく正しく、悪いものに懐かれたり憑かれてしまったりするのは日常茶飯事。怪異を体験したのにそれに気付かず、周囲から指摘を受けて、初めて怪異だと気付くこともしばしば。
 霊感はあるのに自己防衛力がとても鈍く、危険な場所に気付かず侵入してしまうことも度々あり、それが原因で加門さんと伊藤さんに祓ってもらうというエピソードも。
 あげくには、自身の行為が新たな都市伝説を生み出してしまったことも。
 それゆえに、怖いエピソードもあるが基本的に日常の延長線上の怪異を書き出した、「心霊エッセイ」という感じである。このテイストは、加門さんや伊藤さんの作品が好きな人には、大いにオススメだ。

 ただ、読者として読む分には大変面白いが、身近にはいてほしくない、というのが、本音ではある。
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テーマ:心霊 - ジャンル:サブカル

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J.Smith

Author:J.Smith
 興味を惹かれるととことんのめり込みますが、きっかけがあれば冷めるのも早いです(^^)。
 色々読んでいます。最近は読むだけでなく、実行可能なものは実践してみています。ただし、主観的なもの、プラシーボ効果、思い込み等の可能性も否定しません。

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