niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

怪談徒然草

怪談徒然草 (角川ホラー文庫)怪談徒然草 (角川ホラー文庫)
(2006/03)
加門 七海

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 オカルトに造詣が深く、かつ自身も様々な怪しき体験をしている作家・加門七海さんが、語り形式で、自身が体験したり聞いたりした怪異譚を披露した、傑作怪談本。
 壇ノ浦から「平家御一行様」の「安芸の宮島・清盛対面ツアー」のお手伝いをさせられてしまった、『壇ノ浦の平家
 コントのようなブラックコメディのような、でも本当の話、『嫌な感じの幽霊
 金儲けに走って神社を改装した関係者達に降りかかる祟り話(を半ば無理矢理に聴かされた)、『九人の氏子と神主
 「生兵法は怪我の元」と魔術を安易に行使すること、メディアが安易に広めることを戒めるような話の、『オカルト事始め?
 そして、トリを飾るのは、明らかな悪意を持った何者かによる魔術的実験が繰り返されるマンションに引っ越した作家と、その友人である著者に起こった様々な怪異とその顛末を、後日談まで含めて語り尽くす、『三角屋敷を巡る話 完全封印版』
 もうね、『三角屋敷~』は凄いです。安価に量産されている粗雑な三流・四流ホラーなんかよりよっぽど怖い。
 これ、映画化したら大ヒットするんじゃないのか、と思うぐらいのオカルト・ウォーズです。
 でもそれは、実践者にしてみたらとんでもない営業妨害なので、企画が立ち上がったら、著者を含む全ての関係者にナニカが起こること間違い無しでしょうね。

 この本は、怖い怖くない云々以前に、面白かったです。オススメです。
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テーマ:心霊 - ジャンル:サブカル

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