niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係

零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 (講談社ノベルス)零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 (講談社ノベルス)
(2010/03/25)
西尾 維新

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 あの、ネコソギで、ラジカルな、最弱と最強と最終と最悪の最終決戦が終了してからまだ間もない頃。
 過去に人類最強の請負人哀川潤と戦闘した折、「もう人は殺さない」ことを条件に見逃してもらい、以降、コネ無し金無し職無しの自由生活の日々を送っている、零崎一賊最後の生き残り、零崎人識(汀目俊希)無桐伊織(零崎舞織)
 「時系列的に今現在、人類最強は弱っている。自分達にも勝機があるかも」というメタな理由で人類最強にリターンマッチを挑んだ二人であったが、あっさりと返り討ちに遭ってしまう。
 もう一度見逃してもらう代わりに哀川潤の仕事の手伝いを強いられることになった二人の最初の仕事は、とある美少女の拉致だった――!

 これは、人生の鬼ごっこの中で、逃げるだけの獲物という状態から脱却し、追いかけるとなっていく若人達の成長を描いた物語。

 以下ネタバレ含む感想。↓




 ――趣味が「子作り」って。

 「『殺し名』七名と『呪い名』六名、合わせて十三名全てと子を儲けること」って。そりゃ哀川潤に目をつけるのも頷けるわ。
 結晶皇帝、すげーバイタリティ。
 (正直、潤と伊織、二人のマタニティ姿、すっごく見たいです)




 ――闇口崩子ファンクラブって。
 鴉の濡れ羽島にもファンがいる、ってことは、今後、戯言遣いが仕事をこなしていけばいくほどファンも増えていくことになるのか。でも崩子ちゃん自身は、戯言遣いを「御主人」とする自主的な奴隷っつーわけで。でも戯言遣い自身にはあの子がいるわけで。今後の戯言遣いの人間関係が気になります。




 そして、人識。なんだかんだ言って、内心にはすっげぇ家族愛を持っていたんだなぁ。
 家族がいるからこそ、新しい家族ができたからこそ、殺人鬼としての自分を抑えられる。
 零崎一賊の強さであり弱さ。零崎一賊の鬼子と呼ばれ、純粋な零崎と呼ばれながら、しかし実は零崎ではない可能性もあった人識でしたが、しっかりと、零崎の家族愛は引き継いでいました。
 その想いをぶちまけた瞬間は、グッ、ときましたね。

 グッドエンドともバッドエンドとも、どちらともとれるような、人識の今後を簡単には読者に想像させない終わり方がいかにも『西尾維新』でしたが、読後感はとても清々しいものとなりました。
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テーマ:西尾維新 - ジャンル:小説・文学

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