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適当徒然

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零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係

零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 (講談社ノベルス)零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 (講談社ノベルス)
(2010/03/25)
西尾 維新

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 表側で普通の中学生生活を営んでいる最中の、殺し名序列三位、殺人鬼集団零崎一賊のとっしーこと零崎人識の元に突如、殺し名序列一位、殺戮奇術集団匂宮雑技団のいずむんこと匂宮出夢が学ラン姿で現れた!

 「僕の仕事を手伝って欲しいんだ」

 出夢のお願いを二つ返事で引き受ける人識。在籍している学園から脱走して、何故か何時の間にか二人の側にいた狂戦士の女子小学生、西条玉藻も加わって、いざ殺しの目標に向かう三人。
 しかしその仕事は、零崎人識と匂宮出夢の人間関係を大きく変える、転換点であった――。

 これは、ひょっとしたら実ったかもしれない、小さな恋の物語

 以下、ネタバレ含む感想。↓




笑った。
萌えた。
そして、泣けた。

 「強さ」こそが己のアイデンティティ。それがぐらついて揺れ動いている状態の出夢の心に、土足でずかずかと上がりこみ、的確且つ最悪なアドバイスをする人類最悪の遊び人
 そのアドバイスに従うことで、自分でも気付かなかった恋愛感情を向けていた人識を殺害対象に、完全なる敵にすることでしか己を維持できなくなってしまった出夢と、それを知ってか知らずか、そうなってしまった出夢と、とても不敵で素敵で情熱的な殺し合いのダンスに臨む人識。
 どこまでも異常な二人による、どこまでも異常でありながら、どこまでも青臭く不器用な、どこまでも普通の青春物語であり、恋物語でした。

「愛してんぜ、アホが!」
「こっちの台詞だ、ボケ!」
 ――二人にとっては、殺しあうことこそが、不器用だけど最上級の愛情表現。

 (誰か二人のイメージ曲を決めている方がいたら、私にも教えてください)
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テーマ:西尾維新 - ジャンル:小説・文学

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