![]() | ターミネーター4 コレクターズ・エディション [DVD] (2009/11/20) クリスチャン・ベイルサム・ワーシントン 商品詳細を見る |
2003年。死刑囚マーカス・ライトは、サイバーダイン社への献体同意書にサインをした後、薬物投与による死刑を執行された――。
2018年。ジョン・コナーは対スカイネット・人類抵抗軍の一兵士として活躍していた。敵基地の一つに潜入した部隊は、ジョンを除く兵と捕虜全ての犠牲と引き換えに、機械の動きを停止させる信号を入手する――。
同じく2018年。カイル・リース少年は機械から攻撃を受けた男性を助ける。その男性は、15年前に死刑を執行されたはずの、マーカス・ライトであった――。
2003年に死んだはずのマーカスが、なぜ2018年の世界で活動しているのか。
ジョンとカイルは出会うことが出来るのか。
人類はスカイネットとの戦争に終止符を打てるのか。
謎が謎を呼ぶ、人気SFシリーズ第4弾!
――以下、ネタバレを含む感想。
観るんじゃなかった…。
ファンの、ファンによる、ファンのための、蛇足としての駄作。
スカイネットが捕虜を集める理由が、カイルを発見するため、そしてカイルを餌にジョンを誘き寄せるため、というのは、まあわかる。効率云々の疑問は、百歩譲るためにこの際脇に除けておく。
だが、基地に帰還したマーカスを修復した後、彼に滔々と自慢げに全てを説明すんなよ!
お前は三流四流の悪党のボスか!
自分を人間と認識しているマーカスにそんな話をしたら、ジョンとカイルを助けるために行動することは、火を見るより明らかだろう!
試作機(プロトタイプ)だから記憶を消すことはできないことはわかっているんだから、説明するならせめて二人を始末してからか、マーカスを処分する間際にしろよ!
コンピュータなのにコンピュータらしくないスカイネット。策士策に溺れて自爆という、なんとも面白くない結末でした。
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