niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

A.S.S.か? アバター観賞後、米でうつ症状多数。

 また「アバター」関連のニュース。

アバター観賞後、米でうつ症状多数

 「アバター・ショック・シンドローム」(A.S.S.)、または「パンドラ・シンドローム」という名称の方がしっくり来る気がする。

 遅まきながら、「アバター」の感想を書きこみます。ネタバレを含むので、ご注意ください。



 色々な要素がてんこ盛りでしたね。ほとんどの観覧者は専ら映像美を誉めていましたが、私はそっちは二の次でした。

 まず「地球人が侵略者のエイリアンとして描かれる」という逆転の発想が斬新でした。
 次に演出アドバイザーとして、英国版・荒俣宏、博覧強記の作家・評論家として知られるコリン・ウィルソンが参加していること。彼のサポートにより映画内にちりばめられているスピリチュアリズムが充分に生かされています。
 スピリチュアリズムと言えば、監督のジェームズ・キャメロンは以前にも、自身の監督作アビスで人類が行っている環境破壊について問題提起をするシーンを入れています。
 自作のパロディと言えばもう一つ、シガニー・ウィーバーとパワーローダーの登場はエイリアン2を連想させます。
 また所々にアラビアのロレンス を連想させるモチーフもありましたね。
 監督をヒューマニストまたはスピリチュアリストとして見た場合、企業側の人間のナヴィに対する扱いは過去の植民地主義を彷彿とさせますし、海兵隊が敵になっている点は、イラク戦争を皮肉っている、という穿った見方も出来ます。
 更に穿った見方をするなら、最後に主人公と対決した軍人は、会社の傭兵としてではなく兵士~戦士としての生き様を望んでいて、ナヴィに戦闘力を行使する正当な理由を欲しがっていたのかもしれません。そういう男根主義(マチズモ)的な所は作中、言動の端々から感じ取れます。ちなみに監督自身は逆によく「母性の賞揚をストーリーの原動力にしている節も見受けられる」と評されるので、監督自身、何か思うところあって登場させているのでしょう。

 探せば他にも色々出てくるかもしれませんが、私が捉えることが出来たのは以上の点です。皆さんも、映像美だけに驚くのではなく、観察する眼で映画を観ると、色々と再発見ができるかもしれませんよ? では~。
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テーマ:アバター - ジャンル:映画

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