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適当徒然

適当に徒然なことを記事にします。

ブラック・ラグーン 9 (サンデーGXコミックス)

ブラック・ラグーン 9 (サンデーGXコミックス)ブラック・ラグーン 9 (サンデーGXコミックス)
(2009/10/19)
広江 礼威

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 東南アジアにある悪徳の町ロアナプラで始まった、ロベルタ、アメリカ非正規特殊部隊「グレイ・フォックス」(GF)、キューバ特殊海兵隊、ロアナプラの寄せ集め組、ブラック・ラグーン(BL)組、の五つ巴の大混戦。まず寄せ集め組が開始早々にリタイア。次いでキューバが全滅する。暴走するロベルタを見て失神したガルシアをGFの隊員が救出し、そこにホテル・モスクワのバラライカ率いる「遊撃隊」までが参戦するという、硝煙弾雨で形成された造物主アザトースの如き混沌模様の中、ロックはどのような策を捻り出すのか――。

 以下、ネタバレを含む感想です。↴




 El Baile de la muerte編、完結。

「ロベルタの心の傷による暴走」
「金髪美少年と殺人機械美女とのロマンス」
「悪党としての顔を見せ始めるロック」

 この三つの主軸で物語は展開していきます。
 ガン・アクションの描写が素晴らしいのはいつものことですが、今回特に金髪美少年の若当主ガルシア君の成長の描写が素晴らしいです。可愛らしい外見の中に強い芯ができていく様子がとても魅力的に描かれていますので、この物語は強い美少年を描きたい女性の方々にもお薦めします。
 で、全編を通して読み終えてまず連想したのは傷物語 (講談社BOX)でした。この作品も、全て丸く治めるために関係者全員が不幸を背負う形になっています。みんなが不幸になることで終わりを迎えます。
 この物語でも、ロック、ロベルタ、ガルシア、GF、更にはバラライカまでも、それぞれが今回のことで生じた不幸をみんなで分散して背負う結末になっています。
 しかし、安直なハッピー・エンドよりもこちらのアンハッピー・エンドの方が らしい と思います。勝者などいないこの負け犬達のサーカスのカーテンコールにふさわしいと思います。

傷物語 (講談社BOX)傷物語 (講談社BOX)
(2008/05/08)
西尾 維新

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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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