niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

パソコン探偵の名推理

パソコン探偵の名推理 完全版 (ジョイ・ノベルス)パソコン探偵の名推理 完全版 (ジョイ・ノベルス)
(2008/11/19)
内田 康夫

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 フリーの私立探偵事務所を営んでいる鴨田英作の相棒は、高校時代の同期たちがその持てる力をフルに活かして、面白半分、暇にあかせて製作したオバケパソコン、その名はゼニガタ
 その計算力と口の悪さでは右に出るものは無く、時たまディスプレイに誤字が表示されるのはご愛嬌。
 鴨田が依頼を受け、ゼニガタがデータを分析して計算し、動き回ることができないゼニガタの指示を受けた鴨田がぼやきながらも行動する。
 はたして、どちらが鴨田探偵事務所の主なのやら。
 安楽椅子探偵ならぬ、パソコン探偵が活躍するユーモア・ミステリ。




 今ドラマが放送中の浅見光彦シリーズで有名な作家、内田康夫氏の連作短編集。初版は1984年だが年と版を重ね、2008年に完全版が出版された。
 当時のSFの世界じゃあ人間以上の計算力を見せるコンピュータというのは珍しくは無かったろうが、ミステリの世界で事件の謎を解くパソコンが登場するというのは、当時はとても珍しかったことだろう。しかもゼニガタはくだらない冗談や世辞も言えるのだ。
 今読んでも台詞の掛け合いが笑えるし、どのキャラも個性的。初版当時と違って、今は二人に一人は一台以上のパソコンを所有している時代なのだから、是非このシリーズを映像化して欲しい。
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テーマ:今日の一冊 - ジャンル:本・雑誌

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