読書と食事って似ていると思うんですよね。
量産されているコミックスは、「早い」「安い」のファーストフード。
同じく量産されている小説類は、ちょっと上のランクで大衆向けのファミリーレストラン。
専門書は、本格思考の一流二流の食事処。
悪いことが書かれている悪書は、ゲテモノ料理。
どうでしょう?
![]() | 12皿の特別料理 (角川文庫) (1999/12) 清水 義範 商品詳細を見る |
「料理」をテーマにした12編の短編集。
テーマになった料理の作り方も作中で書かれている上に小説としても面白いので、一冊で二度楽しむことができる小説です。
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