niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

桐原家の人々

桐原家の人々 (1) 恋愛遺伝学講座 C・novels fantasia桐原家の人々 (1) 恋愛遺伝学講座 C・novels fantasia
(1999/09)
茅田 砂胡

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 桐原家の三つ子の一人、眞巳-まさみ-には悩みがあった。三つ子の内、都-みやこ-(男)猛-たける-(女)の二人は瓜二つでほっそりとしたシャムネコ風なのに、自分は何故か黒くてごついシェパード風なのだ。ちなみに長男も長女も美人。本当に自分はこの家の子なのか、と悩む日々。おまけに中性的な美人に成長したを妙に意識してしまい、に迫られる悪夢まで見てしまう始末。ついでに最近は自分を見るの視線も妙に気になる。
 家族を想って自分の悩みを広言しなかった眞巳だったが、後半、母と長女の前でふとしたはずみから思いを叫んでしまう。だが、それを聞いて母と長女が話した真相は、眞巳と、同じように彼のことで悩んでいたを含めた三つ子の想像をはるかに超える怒涛の真実だった!!!

 全四作品、家族愛を主題としたホームコメディ。良くも悪くもいい人の眞巳と、美人に育ったものの何故か(あまりありがたくない意味で)同性に好かれる都と猛。三つ子が互いを妙に意識している、というスパイスはあるものの、正統派のホームドラマです。後半の展開は、もう巨大な台風が駆け巡ったような、とてつもないものでした。ネタバレできませんが、全作品、ノリがいいので面白いですよ。

 著者は戦記物で有名ですが、私はコッチの方が好きですね。
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