niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

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(2008/10/03)
ニコラス・ケイジジュリアン・ムーア

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普通に観れば、最後の結末に納得がいかない人がほとんどだろう。だがこの映画は量子論の「多世界解釈」をネタにしている。ゆえに量子論を齧ったことがある人には納得がいく結末なので、コレは観る人を選ぶ映画だ。
主人公は2分先の未来を「観測」することができる。だが観測した時点で、世界は「主人公が観測した未来」(未来A)「主人公がこれから体験する未来」(未来B)とに「分岐」する。
主人公にとって「未来A」は、「観測」した時点で「分岐した世界」「独立した世界」「可能性の世界」、「未来B」に干渉できない、全く「無関係の世界」になる。有名な「シュレーディンガーの猫」のように、基本的に未来はあらゆる可能性が「共存している状態」なのだが、主人公の場合、主人公が「観測」した時点で「主人公が観測した未来」は「未来A」として確定してしまうのだ。ゆえに、主人公の能力は便利だが、未来の可能性を潰す、という点で主人公の人生を不幸にし、だからこそ主人公は達観した現在を送っているのだ。
量子論を知っていれば、この映画は面白い。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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