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適当徒然

適当に徒然なことを記事にします。

フォーリング・ダウン

フォーリング・ダウン [DVD]フォーリング・ダウン [DVD]
(2000/05/12)
マイケル・ダグラスロバート・デュバル

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今日は猛暑。仕事をクビになった男は渋滞の真っ只中にいた。
今日は娘の誕生日。どうしても離婚した妻の元にいる娘に会いたい。
いつまで経っても車列は進まず、クラクションと怒号が飛び交う。とうとう男は車を捨てて、徒歩で娘の元へ向かった。
その道程で、男は社会の矛盾や不平不満、不条理と遭遇し、そして――。

キレた男が社会の不条理に怒り、それを感情の赴くままに、同じように矛盾した自己満足による暴力によって破壊する社会風刺映画。1993年の製作だが、現在観てもキャラクターに感情移入できる作品。
男の凶器がバット→ナイフ→機関銃→対戦車砲、とグレードアップしていくのは、アメリカ的。それらも全て、自分から用意したのではなく、相手が自分を攻撃してきたから身を守り、結果的に得た得物だ。
また、主人公だけでなく、彼を追う定年間際の刑事や暴走男の元妻にも社会の不条理が襲い掛かり、不平不満を募らせていく。これは男が暴走して破滅していく、だけとはいえない矛盾した映画なのだ。

この映画は、世の中に絶望し、自暴自棄になり、でも自殺はできないから他者を傷つけて死刑になろう、と考える人日々イライラと不満を溜め込んでいる人世の中に不満はあるが自分を変えることができない人に観てほしい。
感情の赴くままに物を破壊し、人を傷つけたその先にあるのは、矛盾した自己満足と空しさと悲劇だけなのだ。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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