niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

掟上今日子の裏表紙

掟上今日子の裏表紙
掟上今日子の裏表紙
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西尾 維新 VOFAN
講談社
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 上司の指示で、強盗殺人の容疑で逮捕された容疑者の取り調べを行うために取調室に向かった日怠井警部。なぜ自分が、という疑問は、取調室にいた容疑者を目にした時点で氷解した。彼女の経験者だからだ。
「初めまして。容疑者の掟上今日子です」
「今日子さん。あなたは自分が、どうしてここにいるのか、わかっていますか?」
「それがまったくわからないんですよ。身に覚えがないんです」
「でしょうね」
 経験上、話せば話すほど状況は彼女に有利になることを理解している日怠井警部は、忘却探偵の専門家――彼女のお得意様を呼び出すことに。こうして、隠館厄介もまた事件に関わることになった。
 安楽椅子探偵ならぬ留置場探偵となった掟上今日子が、日怠井警部と厄介を言葉巧みに動かすことで明らかにする、強盗殺人事件の真相とは。


 本筋よりも、警察が調べ上げた今日子さんのプロフィールのおぞましさにぞくりとした。あまりにも空虚。真っ白で、白くて、白々しい。本当に彼女には何もない。その事実に慄然とした。
 あと「裏面」の今日子さんの姿にもぞくりとした。蠱惑感で。あれはエロティシズムがあります。
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