niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

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 シリア砂漠に現れた、旧日本兵の格好をした日本人。彼が去った跡には、未発見の遺跡が残されていた――。
 所変わって日本。水木先生が「目に見えないモノがニッポンから消えた」と騒ぎ出したのを皮切りに、見えないはずのモノたちが日本各地を闊歩するようになり、反比例して人々に狂気が蔓延し始めた。
 日本中から寛容さや余裕といったものが消え失せ、犯罪や刃傷沙汰がそこかしこで起き、その原因が妖怪の仕業であることにされ、多かれ少なかれ妖怪に関わった者達は糾弾の対象にされていく。
 荒俣宏や京極夏彦ら、妖怪が好きな「だけ」の『妖怪馬鹿』達は日本中から迫害されつつも、事態打開を図って右往左往。黒幕である謎の日本人の思惑と正体は。そしてこの狂騒劇の行く末は果たして。
 実在の著名人、妖怪・怪談関係者が登場人物の殆どを占める、世にも奇妙な妖怪小説。


 登場人物たちは窮地に立たされるわ人死は出るわで事態は深刻なのだが、登場人物の大半がどうしようもなく“馬鹿”なので、事態は悪化の一途を辿っているにも関わらず、終始緊迫感と盛り上がりに欠けるぐだぐだ展開。そこが馬鹿馬鹿しく面白いのだが。
 美男美女も出ない、オッサンと架空の存在たちが大騒ぎするだけのメタフィクショナルな、一風変わったライトノベルと思って読むといいのかも。
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