niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

「ジャズの巨人」 2015年 1/5号

隔週刊CDつきマガジン 「ジャズの巨人」 2015年 1/5号 エリック・ドルフィー [雑誌]隔週刊CDつきマガジン 「ジャズの巨人」 2015年 1/5号 エリック・ドルフィー [雑誌]

小学館 2015-12-22
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《アンチ癒し系! しかし惹きつけられる!》
 エリック・ドルフィーの演奏ほど緊迫感のあるものはないだろう。小刻みに紡がれるリズム、ほぼ全編に亘る低音、圧倒的なドライヴ感。そのサスペンスフルな演奏は、決してBGMにはできない、聞き流す気になれない「聴かせる」音楽として完成されている。
 ちなみに収録曲が録音された1960年代当時、両親の生まれ故郷であるパナマではナショナリズム高揚による反米運動が盛んになっていた。生まれ・育ちはアメリカ、しかし故郷はパナマのドルフィーはこの状況を、内心どう捉えていたのだろうか。素人ながら収録曲から感じられる緊迫感からして、作曲に全く影響を与えなかったとは思えない。
 パナマがアメリカから(表面的に)独立するのは、ドルフィーが亡くなってから35年後のことである。彼が生きていれば、もしかしたらこれを機に以前までとは全く違った作曲をしていたかもしれない。
 そして最後に収録されているドルフィーのコメント。CD、音楽、彼の人生、色々な意味でトリに相応しい。
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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

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