niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

クラシックプレミアム 2015年 11/24 号

CD付マガジンクラシックプレミアム(49) 2015年 11/24 号 [雑誌]CD付マガジンクラシックプレミアム(49) 2015年 11/24 号 [雑誌]

小学館 2015-11-10
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《様々な要素を破綻させることなく緻密に組み合わせた、見事なタペストリーのような曲》
 解説にもある通り、ブルックナーの交響曲第9番は「静と動」や「聖と俗」など、相反する二つの属性コンビが複数取り入れられていて、しかもそれらがそれぞれが喧嘩することも演奏中に空中分解することもなく、一つの世界(曲)をドラマティックに盛り上げ、演出している。「幾何学的音楽芸術」という評価が相応しいと思える曲だ。
 私見だが第4楽章が完成しなかったことで、「有と無」という属性コンビもこの曲に盛り込まれることになり、そのために曲の凄味が増していると愚考するのだが、牽強付会過ぎるか。

 久石譲氏がコラムで「商業化された大量生産」の音楽について嘆かれていた。「LPからCDになり、今ではダウンロードが主流になりつつある。手軽に便利はいいことなのだろうか?」と。
 一方で見方を変えればダウンロード、つまりデータ化された音楽は、LP・CD録音では必定の「録音時間の制限」という枠からは開放されている。つまり、これまではカットされていた、曲の印象付けに必要な「繰り返し」部分がデータ録音ならば演奏できる、ということだ。
 その分長時間・ビッグサイズになってしまうだろうが、録音時間を気にすることなくスローテンポにしたり「繰り返し」を追加したりすることにより、LP・CDサイズの同じ曲と比較してどう印象が変わるのか。コンサートにはとても行けない身としては、非常に興味をそそられるのだ。
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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

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