niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

クラシックプレミアム 2015年 9/29 号

CD付マガジンクラシックプレミアム(45) 2015年 9/29 号 [雑誌]CD付マガジンクラシックプレミアム(45) 2015年 9/29 号 [雑誌]

小学館 2015-09-15
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《それは正に、魂を鎮めてくれる曲。/きわめて戯画的で作曲者の内心を知りたくなる曲。》
 今号はフォーレの『レクイエム』とサン=サーンスの『動物の謝肉祭』。

 フォーレの『レクイエム』は発表当時、保守層から「異教徒的」と酷評されるほど規格外な構成だった。
 モーツァルトやヴェルディのと違い、『怒りの日』などのような「最後の審判」の模様を演出した恐怖を煽るような曲を設けず、逆に他では使われない、葬儀や出棺の際に歌われる『楽園』がシメとして用いられている。
 そのためか、モーツァルトやヴェルディのよりも知名度は少し落ちている感もあるが、そのことで「鎮魂」としての曲調がより鮮明となっていて、死に至ることに恐怖する「魂を鎮めてくれる曲」となっている。一度聴けば、年を取れば取るほどにまた聴きたくなるだろう。

 サン=サーンスの『動物の謝肉祭』は本来、内輪の集まりでのみ演奏されるものだったため、本人が生きている間は演奏はおろか楽譜の出版さえ許されなかった曰くつき。
 構成曲の大半は戯画的で風刺や皮肉に満ちているが、「水族館」や「白鳥」など美しい旋律の曲もあって底の浅い組曲とはいえない点が作曲家の複雑な内心を表現しているようで、彼のプロフィールや当時の音楽業界のことを踏まえた上で聴くと面白い。

フォーレ:レクイエム(オリジナル版)フォーレ:レクイエム(オリジナル版)
ガーディナー(ジョン・エリオット) モンテヴェルディ合唱団 クラークソン(ジュリアン) ジェンキン(ニコラ) フラワーズ(スザンヌ) ボット(キャサリン) ジェラール(フランセス)

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サン=サーンス:動物の謝肉祭サン=サーンス:動物の謝肉祭
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