niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

ノンフィクション作家だってお化けは怖い




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工藤 美代子

KADOKAWA/角川書店 2015-05-30
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 ノンフィクション作家の工藤美代子さんは、実は時々非現実的な体験をしてしまう。普段は書かないような、そんな日常の延長線上の"非日常"を綴ったエッセイ集。
 心霊が全く出てこないけれどちょっとした"非日常"なエピソードもあるので、「実話怪談」として読むと肩透かしを食らった気分になるかもしれない。だが「生霊」や「朝顔」や「時計」など、怪談を嗜んでいる人なら「そういうこともあるだろう」と頷けるような話もあり、「"怪談"という隠し味があるエッセイ集」と思って読めば楽しめる内容だった。

 工藤さんのように非日常な体験をする人は少数なのだろうか。私はそうは思わない。おそらく、誰もが多かれ少なかれ似たような体験をしているはずだ。ただ、それがあまりに日常的な光景のために非日常だと最後まで気づかないか、気付いても目の錯覚や思い込みと判断したり、「変な人」と思われたくなくて大っぴらに言ったりしないだけなのだ。
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テーマ:ノンフィクション - ジャンル:本・雑誌

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