niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

十二大戦

十二大戦十二大戦
西尾 維新 中村 光

集英社 2015-05-19
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 ――十二大戦。
 それは、十二年に一度行われる、干支の名を宿す十二人の戦士たちの殺し合い。
 優勝者には、"ひとつ"だけならどんな願いでも叶えてもらえる権利が与えられる。
 戦士たちはそれぞれ、何を望み、何を願い、何を思い、どう戦い、どう死んでいったのか――。

 これは、漫画では描かれなかった、第十二回十二大戦の全貌である――。

 少々ネタバレしているので注意。↓



 読み切り『どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い』に触発されて書いてしまった、前日譚というか本編である十二大戦の模様。所々でいつもの西尾節や言葉遊びがあるものの、文体は"伝説"シリーズに近いものがあった。
 全体としてはTVアニメ1クール分のボリュームで、序盤はわりと騙し合いに近い展開で勝敗が瞬時に決まり、消化試合の感が強かったが、生存者が子丑寅卯にまでになった所からの混戦模様はさすが読み応えがあった。"卯"の異常さは話が進めば進むほどに際立っていったし、"寅"の死に様にはちょっと感動したし、"丑"は最後まで格好良かった。
 "子"のアレはアレか、初めてスーパーマリオブラザーズをプレイしたプレイヤーが増殖プレイで残機を増やしてから、マリオの五感を体感しつつ死に続けてはステージを進めていき、最終的には姫を救うようなものか。そりゃ脳も心も精神もグッタリするわ。
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