niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

クラシックプレミアム 2015年 6/9 号

CD付マガジンクラシックプレミアム 2015年 6/9 号 [雑誌]CD付マガジンクラシックプレミアム 2015年 6/9 号 [雑誌]

小学館 2015-05-26
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《作曲:ワーグナー、指揮:バレンボイムという組み合わせに込められている思い。》
 今号では"魔術師"の異名を持つリヒャルト・ワーグナーがテーマ。しかも収録曲の指揮者はいずれも、ドイツとユダヤ、そしてワーグナーとユダヤの因縁解消に尽力し続けているダニエル・バレンボイムである。
 ユダヤのワーグナー嫌いは「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の感情論。だがイジメの加害者がその行為を忘れやすい傾向にあるのに対し、被害者はいつまでもその行為を覚えているように、被害者側にこそ、怨恨の根は深く重く心に根付く。そして消えずに燻り続ける。
 燻る怨恨の火種はいずれ、世界に燃え広がる危険性を常にはらんでいる。《神々の黄昏》のエンディングのように。
 「もう忘れて」とか「水に流して」とは言わない。言うべきではない。だが、火種を消そうと尽力し続けている人々には賛同し、同調すべきだ。

 トラック3《ローエングリン》の〈婚礼の合唱〉は結婚式用BGMとして有名だけど、原作はバッドエンドで終わるんですね。
 〈婚礼の合唱〉がBGMとして用いられるのは、今はその美しい調べと祝福の歌詞が主な理由だけど、当初は誰かさんが妬みややっかみや僻みといった悪感情で、「原作のように悲劇で終わってしまえ」という風に呪術的な意図で当事者に薦めたのかも…?
 そう深読みしてしまうと、誰かに結婚の報告を伝えられた時、結婚式に〈婚礼の合唱〉は使わない方がいいよ、とつい言ってしまいそう。(笑)
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