niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

橘小夢画集: 日本の妖美

橘小夢画集: 日本の妖美橘小夢画集: 日本の妖美
加藤 宏明 加藤 千鶴

河出書房新社 2015-03-27
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 大正から昭和前期にかけて活躍した画家、橘小夢。発禁や火災等でこれまで日の目を見ることが殆どなかった、不遇だった彼の主な作品を集めた画集がついに初出版!
 頭光を描いて「その美しさは菩薩のよう」と示しつつ、一方で蛇を添えて「その美しさは邪を帯びる」と、聖俗の双方を併せ持った女形であることを暗示した『澤村田之助』や、蛇に巻きつかれて苦悶とも恍惚ともとれる表情を浮かべる人魚を描いた『水妖』、見方によっては恍惚とも受け取れるような表情を浮かべながら水妖に水底に引きずり込まれる裸女を描いた『水魔』など、日本神話や文学、江戸怪談などをネタに描かれた作品は、いずれも妖しく美しい。
 きわめて耽美なこの作風は現代でこそ通じるかもしれない。ぜひご一覧を。

 2015年6月末まで展示会が催されております。↓
日本の妖美 橘小夢展
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テーマ:絵画・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

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