niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

JAZZ100年 1/20号


「ミーツもの」で個性の激突を楽しむ:ラウンド・ミッドナイト (JAZZ100年 1/20号)「ミーツもの」で個性の激突を楽しむ:ラウンド・ミッドナイト (JAZZ100年 1/20号)
(2015/01/06)
不明

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《「ミーツもの」は異種格闘技戦!?》
 「ミーツもの」、つまり「二大スター夢の共演!」。しかしジャズには「意外性」という条件がつく。一方が相手に合わせて仲良くセッションという「予定調和」は今ひとつ物足りない。
 解説では映画『風と共に去りぬ』が例として出されたが、私としては『フレディvsジェイソン』または『エイリアンvs.プレデター』の方がしっくりくると思うのだが……?
 いずれにせよ、今号は「夢の共演」ということで、聞き所が満載だ。


01.恋人よ我に帰れ
【ディジー・ガレスピー×スタン・ゲッツ×ソニー・スティット】
 ガレスピーの控えめで渋い、クールな演奏から始まり、ゲッツ、再びガレスピー、そしてスティット、以降はリズミカルでホットな演奏が続く、正に「聞き所満載」なセッション。
 例えるなら、最初は冷えた食前酒と冷菜を使ったオードブル、続いてメインディッシュは熱々の肉料理、シメは甘すぎず、スッキリと冷えたデザートという、料理店のフルコースだ。

02.ラウンド・ミッドナイト
【ジェリー・マリガン×セロニアス・モンク】
 マリガンのサックスとモンクのピアノ。どちらも自己主張が強い演奏であるにも関わらず、互いを食い合わずに引き立てている。映画作品に例えるなら、二大スターのバディもの『48時間』かな。

03.わが恋はここに
【レスター・ヤング×テディ・ウィルソン】
 レスターのトランペットが「いいオトコ」なら、テディのピアノは「いいオンナ」。美男美女のカップルが、優雅に、華麗に、軽妙洒脱に、会話やダンスを楽しんでいる。
 そんな感じのゆったりとした、だが力強く明快なセッション。

04.ジェームズ・アンド・ウェス
【ジミー・スミス×ウェス・モンゴメリー】
 ジミーのオルガンのまろやかな所とウェスのギターのエッジな所が、互いをいい感じに引き立て合っている。

05.ナイト・アンド・デイ
【スタン・ゲッツ×ビル・エヴァンス】
 恐らく、滅多に実現はしないであろう、正にドリーム・セッション。その演奏は正に「しのぎを削る」という表現がピッタリだ。

06.サマータイム
【エラ・フィッツジェラルド×ルイ・アームストロング】
 上の二人に「ポーギーとベス」の『サマータイム』を歌ってもらうという、なんとも豪勢なセッション。
 しかし、オペラであると同時にジャズでもあるという点で、やはりこの二人が相応しい。
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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

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