niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

CLASSIC PREMIUM 2014年 12/9号


隔週刊 CLASSIC PREMIUM (クラシックプレミアム) 2014年 12/9号 [分冊百科]隔週刊 CLASSIC PREMIUM (クラシックプレミアム) 2014年 12/9号 [分冊百科]
(2014/11/25)
不明

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《当時「悪趣味」と評された、異端の交響曲。》
 ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調。現代では広く受け入れられたこの曲が、まさか当時は「悪趣味」と評されたこともあるほどの異端的な作風だったとは。恐らくこれは、『第9』を単体で聴いただけでは実感がわかないだろう。
 実感するためには18世紀の代表的なクラシック曲、そしてベートーヴェンの3番、5番、6番を続けて聴いた後に第9番を聴く必要があるだろう。かなりの長時間再生になるだろうから、年末年始に試してみようか。

 2号に渡る「名演」に対する考察も、とても興味深い読み物だった。
 先人が亡くなり、先人を知る人も亡くなり、先人を知る人を知る人まで亡くなった現代。“偉大なる先人”というただの「情報」しかない現代において、先人は人間性よりも偉大性が誇張されていく。それは“神格化された先人”と言い換えてもいいかもしれない。
 神格化が増せば畏敬の念、つまり不可侵性もまた強くなる。その結果「名演」とは呼ばれず「いい演奏」止まり。
 批判や不満を恐れない反逆者のような、革命者のような指揮者。はたしてこれから現れるのだろうか。
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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

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