![]() | スタンダードはこうして生まれた:ストレート、ノー・チェイサー (JAZZ100年 9/30号) (2014/09/16) 不明 商品詳細を見る |
《演者がカヴァーしたくなる、カヴァーしがいがある曲、それがスタンダード・ナンバー。》
「スタンダード・ナンバー」=「定番曲」であることは解っていたつもりだったが、「誰にとっての」定番曲なのか、今回解説を読んで初めて解った気がした。
グリーン・ドルフィン・ストリート/
エリック・ドルフィー/
19600401/
冒頭1分の「ドラマ」は、ただ聴いているとすぐに聴き逃してしまう。この曲はまず解説を読んでから聴いた方がいい。
ストレート、ノー・チェイサー/
セロニアス・モンク/
19590601/
共演者を邪魔することなく、しかしはっきり自分の個性を聴衆に区別させるモンクのピアノは凄い。
サマータイム/
チャーリー・パーカー/
19491130/
アドリブは少ないものの、心に凄く染み込む演奏。男女のディープな恋愛を扱ったメロドラマのBGMに最適。
イエスタデイズ/
マル・ウォルドロン/
19561109/
明るく渇いた哀歌、という表現がしっくりくると思う曲。
バット・ノット・フォー・ミー/
チェット・ベイカー/
19540215/
明るい悲哀、という感じ。失恋した女性にチェット・ベイカーの甘い歌声はオススメだ。
サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァーミー/
チェット・ベイカー/
19550228/
ベイカーのトランペットが聞き分けられると、ジャズ耳も大分養成されてきた証拠。(私はダメでした)
ザ・マン・アイ・ラヴ(テイク2)/
マイルス・デイヴィス/
19541224/
これはぜひ2度聴いてほしい。1度目は解説を読まずに、2度目は解説を読んでから。
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