niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

145人の自殺者―彼らはいかにして命を絶ったか?


145人の自殺者―彼らはいかにして命を絶ったか? (DATAHOUSE BOOK)145人の自殺者―彼らはいかにして命を絶ったか? (DATAHOUSE BOOK)
(2005/01)
スーサイド・ラボ

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 首吊り、飛び降り、服薬……。
 この本にはグロテスクな図版をはじめ、自殺の仕方だとか、自殺未遂の悲惨な結末など眉をひそめたくなるような記述がたくさん出てきます。しかし、これが「自殺の現実」なのです。
 人体の構造は複雑です。方法如何で、本気で死のうとして死にきれず、重い障害が付いて生き延びる例もあれば、相手の気を惹くためのジェスチャーのつもりが、本当に死んでしまった、という例もあります。
 また、「自殺」をこうして客観的に見る事で、この行為がいかに自己中心的で見苦しいものかを知ることもできます。家族、恋人、偶々出くわしてしまった人等、自殺の現場を目撃した人がどんな衝撃を受けるのか。それは、この本を読んだ読者が受けた衝撃、以上の衝撃のはずです。

 ドラマや漫画なんど、創作された「自殺」は多かれ少なかれ、生々しさが排除されていますが、本物は生々しくグロテスクです。「そんな自殺を試みたらこうなるよ」とあえて見せ付けることも、自殺防止の一環として考慮すべきではないでしょうか。
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テーマ:読んだ本の紹介 - ジャンル:本・雑誌

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