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2021-11

クトゥルーの子供たち

KADOKAWA/エンターブレイン
発売日 : 2014-08-30
 物語の熱烈なファン――geek(オタク)と言ってもいいかもしれない――であったリン・カーターは、年少の頃より数多の物語を読み、長じてからは数多の物語を研究し、先人が遺したものを元に続編や新編を書き続けた。
 それはクトゥルー神話も例外ではなかった。先人が遺したものを体系化し、そしてネタにして神話の新たな構図、所謂《ゾス神話群》を生み出したのだ。
 本書は、そのゾス神話群に連なる物語をまとめた連作集である。TRPGシナリオまたはクトゥルフ神話作品の創作で、イソグサの外見描写の詳細を知りたい人は『夢でたまたま』を、ゾス=オムモグの外見描写の詳細を知りたい人は『時代より』をお薦めする。

 以下、少々ネタバレ含む各話紹介。


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テーマ:幻想文学 - ジャンル:本・雑誌

ラヴクラフトの遺産

 ラヴクラフト生誕100周年を記念して作成されたアンソロジー集。ラヴクラフトが生み出した概念である《宇宙的恐怖/コズミックホラー》をテーマにした13篇の作品が収録されている。
 ここで注意したいのは、「クトゥルー神話は《宇宙的恐怖/コズミックホラー》に内包される概念」であることだ。つまり本書は、「クトゥルー神話を含むコズミックホラーの作品集である」ことを、これから読もうとする人、購入しようとする人は気をつけてほしい。

 以下、少々ネタバレ含む各話の紹介と感想。


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テーマ:幻想文学 - ジャンル:本・雑誌

ねなしがみ もの久保作品集

著者 : もの久保
小学館集英社プロダクション
発売日 : 2021-10-21
 村に神々が訪れた時、夜は来なくなり、大人は消え、子どもたちは村から出られなくなった。日常と非日常が交わる、幻想的な、子どもたちと神々の交流という情景。そして、やがて――。
■今回のテーマは「不穏な田舎」。異形の神々と子どもたちの出会いは恐怖と対立から始まり、やがて和解が進み、交流が育まれていきます。その全体像は、日常を背景とした非日常、美しさと恐ろしさの調和であり、独特の味わいがあります。
◆最後に老婆心ながら一言。全編に目を通す前にカバーを外すのはやめた方がいいでしょう。ネタバレになりますので。

テーマ:art・芸術・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

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J.Smith

Author:J.Smith
 興味を惹かれるととことんのめり込みますが、きっかけがあれば冷めるのも早いです(^^)。
 色々読んでいます。最近は読むだけでなく、実行可能なものは実践してみています。ただし、主観的なもの、プラシーボ効果、思い込み等の可能性も否定しません。

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