niwakaの“あくまで個人の感想です。”

その名の通り熱しやすく冷めやすい"niwaka"が、徒然なるままに色々なことを書き散らします。

ダイエット経過報告 2014/11(計画開始から5年11ヶ月目)

201410


 前月比:±0 始月比:18.2kgマイナス


 実はこの二ヶ月ぐらい、髪がとても潤っているように感じられ、くしけずる時に髪が引っかかるということが一度もない。
 ”アレ”が原因なら、短くても六ヶ月以上は継続して摂らないと、効果は実感できない、ということになる。
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ドグラ・マグラ

図書カード:No.2093


ドグラ・マグラ (現代教養文庫 884 夢野久作傑作選 4)ドグラ・マグラ (現代教養文庫 884 夢野久作傑作選 4)
(1976)
夢野 久作

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「……これは何ですか……この『ドグラ・マグラ』というのは……」
「それは、精神病者の心理状態の不可思議さを表現した珍奇な、面白い製作の一つです。この内容と申しますのは、一種の超常識的な科学物語とでも申しましょうか」
「……超常識的な科学物語……」
「実に奇怪極まる文章で、科学趣味、猟奇趣味、エロチシズム、探偵趣味、ノンセンス味、神秘趣味なぞというものが隅々まで重なり合っているという極めて眩惑的な構想で、気味の悪い妖気が全篇に横溢しております」
「……どういう意味なんですか……このドグラ・マグラという言葉のホントウの意味は……日本語なのですか、それとも……」
「……このドグラ・マグラという言葉は……」

 …………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。
 …………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。

 どこか近くで、ボンボン時計が鳴っている――。


 コンクリートで囲まれた部屋で目を覚ました“私”。だが“私”には一切の記憶がなかった。記憶を取り戻すために、訪れた法医学教授により外に出された“私”だったが――。

 記憶を取り戻すため、教授から様々な情報を与えられ、手渡された書類に目を通していく内に、戸惑い、面食らい、虚と実、現と幻が綯い交ぜになり、やがて冒頭へと回帰していく。円環するウロボロスの理で構築された、無限地獄のような、循環する物語。
 その緻密で理知的ながらも常軌を逸した内容に、日本探偵小説史上における「三大奇書」に選ばれた推理小説。これはぜひ“私”に感情移入して、“私”に自分を重ね合わせて読んでほしい。

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JAZZ100年 12/9号


ジャズ・ギターのまろやかな味:ジャンゴ (JAZZ100年 12/9号)ジャズ・ギターのまろやかな味:ジャンゴ (JAZZ100年 12/9号)
(2014/11/25)
不明

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《ジャズ・ギターの「味」は、程良くシェイクされたウィスキーの水割りのよう。》
 まろやかで、ウィスキーの銘柄のように、奏者によって深みのようなものが全く異なる。

①エアジン/ウェス・モンゴメリー/19600126
「聴衆に優しく、奏者に厳しく」という言葉が相応しい一曲。

②イエスタデイズ/タル・ファーロウ/19560605
 これはギターも凄いが、ピアノがそれを飾り立て、ベースが基礎を支えている。三者の良さが絶妙に組み合わさっているのだ。

③スピーク・ロウ/グラント・グリーン/19650331
 ウェスともタルとも異なるグラントの演奏は、シンプルでいて力強い。まるでインファイターのよう。

④ハレルヤ/ケニー・バレル/19590825
 テーマからは外れるが、ギターだけでなくピアノやドラムス、各人のソロも意外と聞きどころであり、聞きがいがある。

⑤ジョードゥ/バーニー・ケッセル/19570318
 前の曲と比べると決して目立ちはしないものの、よくまとまっていて聴きやすい曲。

⑥甘い暮らし/ジョー・パス/19891201
 まさに「甘い暮らし」!!! 演奏が始まった瞬間、口の中に甘味が広がっていく錯覚を覚えた!
 人によっては「カントリー」と捉えるかもしれないが、実に「ジャジー」な曲。

⑦ジャンゴ/ジョー・パス/19640902
 一枚の枯れ葉が川を流れていく様を表したような、とても流暢な演奏。

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CLASSIC PREMIUM 2014年 12/9号


隔週刊 CLASSIC PREMIUM (クラシックプレミアム) 2014年 12/9号 [分冊百科]隔週刊 CLASSIC PREMIUM (クラシックプレミアム) 2014年 12/9号 [分冊百科]
(2014/11/25)
不明

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《当時「悪趣味」と評された、異端の交響曲。》
 ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調。現代では広く受け入れられたこの曲が、まさか当時は「悪趣味」と評されたこともあるほどの異端的な作風だったとは。恐らくこれは、『第9』を単体で聴いただけでは実感がわかないだろう。
 実感するためには18世紀の代表的なクラシック曲、そしてベートーヴェンの3番、5番、6番を続けて聴いた後に第9番を聴く必要があるだろう。かなりの長時間再生になるだろうから、年末年始に試してみようか。

 2号に渡る「名演」に対する考察も、とても興味深い読み物だった。
 先人が亡くなり、先人を知る人も亡くなり、先人を知る人を知る人まで亡くなった現代。“偉大なる先人”というただの「情報」しかない現代において、先人は人間性よりも偉大性が誇張されていく。それは“神格化された先人”と言い換えてもいいかもしれない。
 神格化が増せば畏敬の念、つまり不可侵性もまた強くなる。その結果「名演」とは呼ばれず「いい演奏」止まり。
 批判や不満を恐れない反逆者のような、革命者のような指揮者。はたしてこれから現れるのだろうか。

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ハロウィン


ハロウィン Extended Edition [DVD]ハロウィン Extended Edition [DVD]
(2012/02/10)
ドナルド・プレザンス、ジェイミー・リー・カーティス 他

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 1963年のハロウィンの夜に、少女がめった刺しで殺された。犯人はなんと、まだ6歳で実の弟のマイケルだった。
 マイケルの特異性から後日、彼の精神病院への移送が決定される。事件直後から移送直前まで彼を担当していた医師のルーミスは、厳重警備の病院への移送を進言したが却下される。

 そして、それから15年の月日が経ち――。
 1978年のハロウィン前日の夜、出廷日である21歳を迎えたマイケルは、精神病院を脱走し、行方をくらませた。“SISTER”の文字を残して――。
 翌、ハロウィン当日。マイケルが暮らしていた町に住む学生のローリーは、日中から大柄の不審者に付きまとわれていて、少しずつ恐怖を募らせていた。不審者ことマイケルは、少しずつだが確実にローリーとの距離を縮め、近づいていく。一方ルーミスもまたマイケルを追って、町を訪れていた。
 ローリー、マイケル、ルーミスの鬼ごっこの結末や如何に。

 静かに近づいてくる決して理解できない恐怖を描いた、伝説のホラー映画。
 以下、ネタバレ有りの感想。

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霊能動物館


霊能動物館霊能動物館
(2014/11/05)
加門 七海

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 狼、狐、狸、猫……。古来より現在に至るまで、人と動物は、複雑な関係を続けてきた。
 愛玩物として可愛がる一方で、道具として使役する。
 神様または神の使いと崇める一方で、忌まわしきモノとして排したり殺したりする。
 民俗学が動物にまつわる神秘・深秘を解体する一方で、学問の範疇を超えるような神秘・深秘が未だに残ったり現れたりしている。
 動物と人間との一筋縄ではいかない関係を、“此岸”である「民俗学」と“彼岸”である「実話・実体験」の両面から軽く考察してみた動物エッセイ集。


 民俗学と怪談、両方からアプローチを試みているため、どちらか一方が好きな人はその内容に「中途半端」という読後感を持つだろう。だが両方が好きで両方に好意的な人が読めば、そのハイブリッドな内容に「刺激的で面白い」という読後感を持つはずだ。

 視線を感じた方に顔を向けて、そこに何らかの動物がいた時――。
 その時は、ただ「いた」という事実だけでなく、時に何らかの「意図」または「意志」の有無について思いを巡らして――みようかな?

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アタック・ザ・ブロック


アタック・ザ・ブロック [DVD]アタック・ザ・ブロック [DVD]
(2012/12/21)
ジョン・ボヤーガ、ジョディ・ウィッテカー 他

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 舞台はイギリスの公営団地。強盗帰りのモーゼス率いる悪ガキ一味のそばに停めてあった車の上に何かが落下、車を中破させる。金目の物をかっぱらおうと車に潜り込むモーゼスだが、中にいたのは不気味な怪物!
 ナイフで反撃し、逃げた怪物を殺し、死体を引きずって意気揚々と帰宅するモーゼスとその一味だったが、窓から目撃したのは次々と団地に飛来してくる怪物たち!
 「ここはオレたちのシマだ!」と打って出た悪ガキ一味と怪物たちとの死闘を描いたモンスター・アクション映画。

 以下、少々ネタバレ含む感想。

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街頭易者の独り言 開運虎の巻


街頭易者の独り言 開運虎の巻街頭易者の独り言 開運虎の巻
(2003/12/12)
天童 春樹

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 どんなに化粧で化けても、衣装で着飾ろうとも、人の本質は必ず“顔”に現れる!?

 やっぱり人は見かけによるのか。街頭で人相を見続けて三十余年。経験豊富かつ超辛口の街頭易者が、人相学の基礎から自分の顔、そして自分の運勢をより良いものに変えていく“耳に痛く心に苦い良薬”の処方を記した、素人向けの人相学の本。


 別の本で筆者のインタビュー記事を読んだが、口語体で記された本書とまったく同じ口調で書かれていたので、本人の口調と意識すると一対一で講義を受けている気になる。歯に衣着せずにビシバシズケズケと書かれているので、そういうのが苦手な人は、人相見に興味があっても本書の購入はやめておいた方がいい。
 逆に悪縁を避け、良縁を得るためなら多少の苦味は気にしない、という人なら、きっとこの本は役に立つだろう。また、人相見の練習には友人知人よりも、まずはメディアに登場する人の顔を参考資料にした方がいいかもしれない。

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JAZZ100年 11/25号


ベース、ドラムスはジャズの骨格:ブルース・マーチ (JAZZ100年 11/25号)ベース、ドラムスはジャズの骨格:ブルース・マーチ (JAZZ100年 11/25号)
(2014/11/11)
不明

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《バンドにおいてドラマーとベーシストは脇役か、主役か》
 ドラムスやベースが主役の曲が少ないのは、「演奏を調えるための脇役に徹すべき」という風潮が強かったからではなく、「強く主張できる演奏が難しかったから」だと、今回で初めて解った気がする。


①ブルース・マーチ/アート・ブレイキー/19581030
 タイトル通り兵隊の行進曲のような感じだが、コントの兵隊さんのような、どこかのんきさを感じさせる耳に優しい曲。

②ジョージズ・ディレンマ/クリフォード・ブラウン/19550224
 主役をはるような演奏のアート・ブレイキーに対し、マックス・ローチは全体をより良く調えアクセントをつけてくれる、名脇役のような演奏。しかしその演奏には、はっきり主張はするような個性がある。

③スナップ・クラックル/ロイ・ヘインズ/19620516
 アート・ブレイキーやマックス・ローチと比べると、はっきり言って個性は弱いが、ボクシングのようなスポーティーなドラミングは一聴の価値あり。

④ⅡBS(トゥー・ビー・エス)/チャールズ・ミンガス/19630920
 西部劇のオープニングで流れそうな、とても力強い曲。彼らの熱気まで伝わってくるかのよう。

⑤オホス・デ・ロホ/レイ・ブラウン/19770623
 ミンガスのように強く主張する演奏ではないが、意識して耳を澄ませなくても聴こえる静かに主張するような演奏は「cool...」という表現が相応しい。

⑥イフ・アイ・ワー・ア・ベル/マイルス・デイヴィス/19561026
 ポール・チェンバースの演奏はミンガスやブラウンと比べると、はっきり言って個性は弱いため、聞き所がわかりにくい。
解説に聞き所が判りやすく書いてあるので、この曲は解説を読んでから聴いたほうがいいだろう。

⑦マイ・マンズ・ゴーン・ナウ/ビル・エヴァンス/19610625
 中盤からの、マーク・ラファロのしっとりとした演奏が聞き所。

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CLASSIC PREMIUM 2014年 11/25号


隔週刊 CLASSIC PREMIUM (クラシックプレミアム) 2014年 11/25号 [分冊百科]隔週刊 CLASSIC PREMIUM (クラシックプレミアム) 2014年 11/25号 [分冊百科]
(2014/11/11)
不明

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《北欧生まれの作曲家による愛国に満ちた曲の数々。》

 今回『ペール・ギュント』が人の名前で、しかも古典的な「マダオ(まるで駄目な男)」の物語だと初めて知った。現代の『ペール・ギュント』と『ソルヴェイグ』は、多分日本を含む世界各地にいると思う。
 また〈朝〉の舞台が「モロッコの海岸」であることに吃驚。アニメやCMの影響から森林または山の背後から昇る太陽、またはグリーグの出身地からフィヨルドをイメージしていた。だが時代・場所を問わず「どこの朝の情景でもよく合う曲」と考えれば、それはそれで凄い。
 シベリウスの《フィンランディア》と《悲しきワルツ》は解説を読んでから聴くと、イメージがしやすく聴きやすい。

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易の音楽 / Music of Changes


ジョン・ケージ: 易の音楽(1951) (John Cage : Music of Changes / David Tudor, piano) [輸入盤]ジョン・ケージ: 易の音楽(1951) (John Cage : Music of Changes / David Tudor, piano) [輸入盤]
(2012/09/10)
デイヴィッド・チューダー

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 音楽家で思想家のジョン・ケージが、音楽の“構造化”を目指して偶然性を積極的に取り入れようとしていた時期に“易”を知り、その思想や手法を作曲過程に大胆に取り入れて制作したのがこの『易の音楽 / Music of Changes』シリーズである。
 方法としては単純で、テンポや音の種類を予め一覧化した後、三枚のコイン(硬貨)を放り、その表裏の結果で楽譜のどこでどの要素を用いるかを決定し、五線譜を埋めていく。その繰り返しだ。
 決して万人受けはしない。快も不快もなく、「音楽」と言うよりも「音の羅列」。しかしどことなく哲学的なものも感じる。“偶然”を用いて作曲することで、“運命”の不安定さ、不確かさ、儚さ、また決して目にすることのできない“運命”に対する不安や恐怖、謎やスリルを現しているようにも感じる。
 ふと“運命”や“偶然”といった不確かなものについて思考を巡らしたくなった時、この曲をBGMに用いてみてはいかがだろうか。また、サスペンスやホラー映画で観客の不安を煽るような音楽を制作する時、このような手法に挑戦してみてもいいかもしれない。

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掟上今日子の備忘録


掟上今日子の備忘録掟上今日子の備忘録
(2014/10/15)
西尾 維新、VOFAN 他

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 僕は厄介事――じゃない、僕は厄介者――でもない、僕の名前は厄介(やくすけ)。何の因果か、事件に巻き込まれては必ず筆頭の容疑者にされる運命にある。物心ついてから大人になるまで、大小問わず巻き込まれた事件は数知れず、容疑者にされた回数も数知れず。
 今回起きたのは職場でのデータ盗難事件。例によって容疑者扱いされた僕に言えたのはこれだけだった。

「探偵を呼ばせてください!」


 僕が呼んだ探偵は、掟上今日子。優秀でも有名でもないが、事件を表沙汰にしたくない、機密情報や個人の秘密を守りたい時にはうってつけの探偵だ。なぜなら彼女は、一度寝てしまえば起きていた時のことを全て忘れてしまうのだから――。

 一度眠ると起きていた時のことを全て忘れる“忘却探偵”と事件誘引体質の“僕”によるライトミステリー。


 奇抜な世界観やキャラは登場せず、言葉遊びも殆どなく、比較的軽めの謎が現れてそれが解決される、読みやすい作品でした。長年のファンからすれば物足りないかもしれませんが、「多くの著書を出している西尾維新。初めて読むなら何がいいか?」と問われたら、これを薦めるであろう、軽い内容となっております。
 健忘症の持ち主である今日子さんには“今日”――今起きているこの時しかない。一方作者は対談で、“今日”――今この時しか書けないものがある、と語っています。この本と対談集を併せて読むと、「“今日”――今しかない」ということに対し、色々深読みできるかもしれません。

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ダイエット経過報告 2014/10(計画開始から5年10ヶ月目)

201410

 前月比で0.5kgマイナス。毎日三食、バランスよく、満腹感を得るまで食べているのにリバウンドしていない。嬉しい半分、「実は病気の初期症状なのでは」という不安半分。『痩せゆく男』を思い出した。

痩せゆく男 (文春文庫)痩せゆく男 (文春文庫)
(1988/01)
リチャード・バックマン

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 先月、私用で故郷に帰省。綾小路きみまろの「痩せたねと いわせるつもりが やつれたね」を身を持って体験してしまいました。(/ _ ; )

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奇偶


奇偶奇偶
(2002/10)
山口 雅也

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「どんな内容なんだ?」
「一種の推理小説仕立てになっている。奇妙な連続死は出てくるし、犯人探しの推理も出てくる。だがこれは、通常の推理小説とは、かなり違った感触を与える作品だよ」
「どこが特異なんだ?」
「連続する人の死に絡めて、偶然事象が頻発する――というような不可解な出来事が描かれていて、登場人物たちが、事件そっちのけで、蜿蜒と抽象的な議論を交わすんだ。《偶然》を俎上に載せて、あらゆる分野からの見当がなされる。背景と前景がまったく転倒していて、犯人が誰かということよりも、もっぱら、《偶然》というテーマの追求に血道を上げているようなのだ。いかようにも読める小説と言うか――」
「――で、その大作の結末はどうなっているんだい?」


-----*システムがビジー状態になっています。-----

 徹頭徹尾、《偶然》のタブーに挑戦したメタフィクショナルな小説。
 あなたがこのレヴューを読む気になったのは、間違いなく《偶然》だろう。その《偶然》に、意味の有無を考えたことはあるだろうか。
 このサイトに来たのが《偶然》なら、ブラウザを開いたのも《偶然》。コンピュータを起動させたのも《偶然》なら、今起きているのも《偶然》だ。
 どの《偶然》に意味があり、どの《偶然》に意味がないのか。
 暇ができた時、この小説で《偶然》の迷宮を楽しんでみてはいかがだろうか。

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