梵字
![]() | 男たちの怪談百物語 (幽BOOKS) (2012/10/05) 安曇潤平、怪談社 他 商品詳細を見る |
途中で、何とはなしにカバーを外してみたところ、災い除けか、梵字が刷られていました。

さて、また永久保貴一氏の漫画の話になってしまうのですが、特定の印で酒の味を変えることができる話が、下の本に描かれていました。
![]() | 永久保怪異談 (HMB N 3-3) (2012/09/14) 永久保 貴一 商品詳細を見る |
そのことを思い出して、「じゃあ、梵字でも変化は起きるのかな?」という疑問が生じたので、試してみました。
方法は単純に、刷られている梵字から出ている「モノ」を眼から受け取り、体、腕、手を通してコーヒーに注がれるようにイメェジしながら手を当てる。
で、どうなったか。何も変わりませんでした…………というオチではなく、口当たり、のどごしが凄く滑らかになっていました。
後で調べたところ、この梵字は不動明王の種字(仏尊を象徴する字)でした。
成程、だから飲み心地が、前回寺社仏閣の気を入れたときと同じだったんだ。あの時試みに使ったお寺も、不動明王を祭ったお寺だったから……。
私自身、未だに半信半疑なので、信じなくてもいいですよ?
テーマ:突っ込みどころ満載です・・・ - ジャンル:謎
猫怪々
![]() | 猫怪々 (2011/11/25) 加門 七海 商品詳細を見る |
六月の末、雨上がりの夜のこと。私は病に侵された、一匹の子猫を拾った――。
猫好きの著者が、新たな引越し先で出会った病弱な子猫。「これも縁だ」ということで飼い始めたのだが、この人が実は「視えるヒト」。途端に怪しき出来事が頻繁に起き始めた。
猫を助けるためなら藁でも掴む。今まで培ってきた良識をかなぐり捨て、医者にかかるだけでなく、お経を読んだり気功をしてもらったり。祈り、お化けに語りかけ、猫の声を聞き、しまいには呪術に手を染めるハメに……。
標準的な猫バカが、拾い猫との怪しくも愛しい日々を綴った家猫奇譚(オカルト×キャットライフエッセー)。
猫が好き。オカルトが好き。加門さんが好き。一つでも、全て当てはまるなら尚のことオススメ。「ペットの声を聞く方法」を実践したときの話もあり、これは家族がいないときには是非やってみたい。
ちなみに『のの』の写真は以下のサイトで見る事ができます。↓
愛くるしいです。
古代中国の南方に日本の妖怪を見た!?
蜀王朝、夏王朝、殷王朝と見てきて、次のコーナーは楚王朝だった。そしてある展示物を見たとき、目を疑った。
塗仏。メジャーではないものの、「由来不明」という点では珍らしさランキングの上位に入るであろう、図像のみ伝わっている、妖怪好事家としては「絶滅妖怪種」とも呼ぶべき妖怪である。以下、現在まで伝わっている「塗仏」の図像。



そしてこれが、今回の展示で私が目にした像だ。

会場及び図録の解説によると、「羽人」(仙人のこと)と呼称されているが、これは仮称で、実際は詳細不明だそうだ。木と革で作られており、全面に黒漆が塗られている。ますます「塗仏」だ。
楚は長江(揚子江)の中流域で隆盛を誇った王朝だ。中国の古代史において、黄河文明とは別に、長江でも隆盛を誇った複数の文明があることを知ったのは、京極夏彦氏の『塗仏の宴 宴の始末』だった。この時に語られたのは楚よりも更に上流域、更に遡った年代に存在した蜀王朝の文明に纏わる話で、「燭陰」と呼ばれる妖怪との関連である。
先の像の下部には、平べったい生き物を模した台座がある。解説には「ガマに似る」と評されているが、もしこれがガマではなくヒキガエルを模したものであれば、像の正体は「西王母」の可能性がある。というのも、蜀王朝の遺跡発掘に関わった中国の学者、徐朝龍氏の『三星堆・中国文明の謎』によると、ヒキガエルは西王母に最も近い眷族だからだ。また、西王母は鶴に乗った姿で描かれることもあるので、可能性は更に高くなる。
だが、中国の古典である『山海経』によると、西王母は「虎の牙と豹の尻尾を持つ」とされている。さて像を見れば、どう見ても鳥類の下半身だ。そして口は、鳥の嘴のように突き出されている。つまり像は「西王母ではない」ということになる。
では結局、この像の正体は何なのか。
実は、先の『山海経』では、神々の多くが「人面鳥身」の姿で描かれている。ならばこの像も蜀王朝同様、楚王朝の滅亡と共に滅んだ神なのではないだろうか。楚王朝が栄えた時代は、日本では弥生時代に該当する。倭の奴国王は後漢へ通使して交易をしていた。ならば楚と交易していた小国があってもおかしくはない。その過程で楚の文化が日本に流入し、現在展示されている像とは別の、しかし同型の像を何者かが複写し、受け継がれていく内に情報が散逸して図像のみが残った。その可能性も皆無ではないのだ。
無根拠の話である。情報を切り貼りしただけの、継ぎ接ぎだらけの妄想話だ。だが、塗仏の図像とこの像の造形。「偶然似ていただけ」とは思えない。
【参考書籍】
・図録『中国 王朝の至宝』
![]() | 文庫版 塗仏の宴 宴の始末 (講談社文庫) (2003/10/15) 京極 夏彦 商品詳細を見る |
![]() | 百鬼解読 (講談社文庫) (2006/08/12) 多田 克己 商品詳細を見る |
![]() | 妖怪図巻 (2000/06) 京極 夏彦、多田 克己 他 商品詳細を見る |
![]() | 妖怪事典 (2000/04/01) 村上 健司 商品詳細を見る |
![]() | 山海経―中国古代の神話世界 (平凡社ライブラリー) (1994/01) 高馬 三良 商品詳細を見る |
![]() | 三星堆・中国古代文明の謎―史実としての『山海経』 (あじあブックス) (1998/05) 徐 朝龍 商品詳細を見る |
![]() | ヴィジュアル版世界の神話百科 東洋編―エジプトからインド、中国まで (2000/09) レイチェル ストーム、蔵持 不三也 他 商品詳細を見る |
「ソルフェジオ周波数」と「波」の科学
ただ、空気の振動を「音」として耳で捉えた後、蝸牛にて電気信号に変換され、延髄を通って大脳皮質にある「一次聴覚野」へと伝えられるという流れ、そして振動数(周波数)などの性質によって脳内で処理される場所が異なる、というのは科学的事実のようではあるので、快く感じる音、不快に感じる音、癒す音、傷つける音といった、「音が脳を刺激する」という指摘は、その通りではあります。ただし「どの振動数(周波数)が脳のどの部位を刺激するのか」については、未だ明らかになっていません。
さて、ソルフェジオを紹介しているサイトの解説を信じる場合、ソルフェジオは心身にプラスの効果を得られる振動数、ということになるのですが、動画投稿サイトで紹介されている動画だと「音質が悪い」、販売されている専用の音叉は高価で、試みで購入するには手を出しにくい価格設定です。で、考えました。
・用意したもの
①音楽用CD-R
②DualOscillator:二波同時発振機
※任意の周波数を発振、またwave音源で保存もできるフリーソフトウェア。
今回作成するのは、恐らく最も人気があるであろう「528Hz」の周波数。DNAの修復作用があるそうな。(ううっ、胡散臭~)
単純に、フリーソフトでできるだけ高品質の、528Hzのwave音源を作成し、それをCD-Rに書き込むだけ。ちなみに再生時間は300秒(5分)に設定。(これが良い、というわけではなく適当です)
足元にプレーヤーを置き、毎晩就寝時間中に、睡眠が妨げられない程度の、家族に迷惑がかからない程度の音量で連日、リピート再生で流してみました。
始めてから一週間ほど経って、自身の体調の変化に気づきました。
・毎晩就寝への妨げとなっていた、鼻詰まりが消えた。
・毎朝起床後にしばらく連発していたくしゃみが収まった。
果たして本当に効果があったのか、ただの偶然か。
私自身、未だに半信半疑なので、信じなくてもいいですよ?
ただ。
仮に本当に効果があったのなら、「ソルフェジオ」はオカルトなものでもスピリチュアルなものでも、ましてや「愛」の力でもなく、純然たる「科学的作用」ということになりますね。
ココから先は余談です。読まなくてもいいですし、読まれる方は眉に唾をつけて読んでください。信じなくてもいいです。
テーマ:突っ込みどころ満載です・・・ - ジャンル:謎
鍛える聖地 (幽BOOKS)
![]() | 鍛える聖地 (幽BOOKS) (2012/08/24) 加門七海 商品詳細を見る |
「聖地(パワースポット)」と呼ばれる場所は寺社仏閣だけじゃない。
山、海、湖、森、偉大なる自然も立派な聖地だ!
…………行き来が大変だけど。
神仏大好き、鬼や妖怪大好きな作家が送る、聖地巡礼(?)エッセイ。
「もう並の聖地(パワースポット)じゃあ満足できない!」という人。いかがですか?
mission2の舞台である「富士山樹海・溶岩洞窟」ですが、↓のDVDで内部の映像を観ることができます。
![]() | 怪談新耳袋 殴り込み!劇場版[東海道編] [DVD] (2012/08/11) ギンティ小林、mono(神聖かまってちゃん) 他 商品詳細を見る |
ただし、内容はかなり悪趣味なドキュメンタリーなので、「自分は全てにおいて寛容である」と思っている人だけ観てください。ちなみに中の雰囲気は、加門先生が書いたとおりです。
「神前に供えた飲食物は、えらく美味しく変わるのである。」(二四頁)とあったので、実践してみた。
その時の手順は以下の通り。ちなみに、私以外の家族が出かけた日に決行。
①:自宅の神棚の前に小テーブルを用意し、事前にこっそり買っておいたカップ酒を、ふたを開けてその上に置く。
②:正しく二拝二拍手し、「供えたこと」・「後でお下がりをいただくこと」を神様に伝えてから一礼する。
③:三十分程放置した後、「下げること」を伝えてからカップ酒を下げる。
さて、供えた酒と供えていない酒とを飲み比べてみると――
なんじゃこりゃ!
供えた方の酒が、格段に美味くなっている!
こ、これが本当のお神酒の味なのか!?
漫画家の永久保貴一先生と懇意にしている気功家の先生でしたら、「神様の良い気を浴びたから」とコメントされるかもしれませんね。
問題は。
私自身が、自分がお酒に弱かったことを失念していたことだ。
あまりの美味しさに最速のペースでカップを空けてしまい、アルコールが回ってしばらく動けなくなってしまったのだった……。
私自身、未だに半信半疑なので、信じなくてもいいですよ?
書かれていることを実践してみた話。
![]() | 永久保怪異談パワースポット交幽録 (ホラーMコミック文庫) (2010/10/09) 永久保 貴一 商品詳細を見る |
巻末の書き下ろしの談話の中に、「気を出す練習をしなくても、パワースポットにいったときのことを思い出せば、体が覚えている気を多少なりとも出せます」という話があった。だが「気」のことを何も知らない人間が気の変化を感じられるわけがない。
で、気で酒の味を変えるエピソードを読んで考えた。
早速缶コーヒーを買ってきて実践してみることに。以下、実行したときの手順。
①:過去に行ったことがある聖地や寺社仏閣の写真を用意する。
(なんでも、「写真を見るとその気を出しやすい」らしい。私は当時写真を撮っていなかったので、googleの画像検索を利用して、過去に行ったことがある有名な某お寺の写真を一覧できるようにしてみました。)
②:まずは開けて味見。
③:写真を見つつ、行った時のことをなるべく正確に思い出すようにする。
④:写真や画像から出ている「モノ」を眼から受け取り、体、腕、手を通してコーヒーに注がれるようにイメェジしながら手を当てる。
で、もう一度飲んでみました。
味見をしたときと違って、口当たり、のどごしが凄く滑らかになっていました。これぞ「シルキィ!」という感じ。
えー……こんなにも変わるもんなのか、と思いました。何も知らない素人がやってこれなんだから、プロフェッショナルはもっと自由自在、細かい調整が可能なんでしょうね。
あ、私自身、未だに半信半疑なので、信じなくてもいいですよ?
テーマ:突っ込みどころ満載です・・・ - ジャンル:謎
熾天使の夏
![]() | 熾天使の夏 (創元推理文庫) (2008/10) 笠井 潔 商品詳細を見る |
時代は全学共闘会議(全共闘)の終結から五年後。世界同時革命を目指し、リンチ事件の首謀者として逮捕され、刑期を終えて出所し、ひっそりと暮らしていた男に、かつての恋人から声がかかる。求めに応じ、かつての同志と再会した男は、同志から新たな革命運動への参加を求められ、男は、同志の革命思想を粉砕するために、あえて計画に乗ることにする。
これは、矢吹駆がナディア・モガールと出会う前、「革命」という高みを目指し、「革命」に目が眩み身を焼かれ、地に堕ちた熾天使(イーカロス)の、再生の物語――。
はっきり言って、これは推理小説ではなくハードボイルド小説、厳密には「革命」という名の観念に憑かれたテロリストを描いた小説である。だが、誰にでも現在があり、過去がある。推理小説ではなく、「矢吹駆」という「人間」に興味があるのであれば読んでほしい。これを読めば、今までとは違った観点から過去作品、特に『バイバイ、エンジェル』を捉えることになるだろう。
薔薇の女
![]() | 薔薇の女―ベランジュ家殺人事件 (創元推理文庫) (1996/06) 笠井 潔 商品詳細を見る |
ロシュフォール家殺人事件から数ヶ月を経た晩秋。奇怪な連続猟奇殺人事件が起きる。犯人は、①火曜日の深更に、②独り暮らしの娘を襲い、③絹紐で絞殺した後、④屍体の一部を切断のうえ持ち去る。現場に⑤赤い薔薇を撒き、⑥<アンドロギュヌス>と血の署名を残す……。被害者間の共通点を見出せず苦悩する捜査陣を尻目に、現象学を以って易々とミッシングリンクを拾い上げる日本人、矢吹駆。捜査が進むうち、事件は十数年前に起きた連続猟奇殺人事件とも関係していることも判明し……。
現象学を以って、「性犯罪には、二種類の特徴が挙げられる。性的な過剰エネルギーの爆発的な解放としてのものと、希少性の観念的充填を根拠とするもの」と説く日本人哲学者は、この事件に何を見出すのか。
今巻では、哲学×物語的な面は抑えられ、推理小説としての面が際立っている。だからだろうか、前二作と比べると、どうしても物語の密度が淡く感じられた。これはあとがき・解説にも触れられている通り、作者の心境の変化によるものだろう。
だが単体として、推理小説として読むなら、散りばめられた謎とその解読にいたる過程は楽しめた。推理小説が好きな人ならば、読まないよりは読んだ方が、悪くない。
サターン賞とは。
アカデミー賞はハリウッドの関係者の基準で選ばれるため、凄い映画ばかりが出揃うことには間違いないが、いわゆる「アメリカ映画のプロ向けの映画賞」で、娯楽要素は重要視されにくい。しかしサターン賞はいわゆる「庶民向けの映画賞」であり、レンタルビデオ店で映画を探すにあたっては、とても参考になる賞なのだ。
レンタルビデオ店はアカデミー賞と一緒に、もっとサターン賞をアピールしてもいいと思うんですけどね。
サターン賞
アカデミー賞
やる夫で学ぶ映画の楽しみ方 その1 アカデミー賞受賞作はつまらない?
JASRAC、「過去30年間のJASRAC楽曲使用料ランキングベスト30」を発表
以下が、そのランク表。↓
4位が『エヴァ』のBGMって、どんだけ使用されているんだ……。DVD、パチンコ等って、その「等」の中に、「テレビ番組のBGMでの使用」はどのくらいの割合なのかしらん。
『ゲバゲバ90分!テーマ』が20位ってのもすごい。発泡酒のCMで繰り返し使用されている、という点を除いても、行進曲としては良い曲だと思うもん。
というか、CMで使用されている曲が昔のバラエティ番組で使用された曲だと知っている「若い人」、どのくらいいるんだろう。ま、調べればすぐわかるか。
男たちの怪談百物語 (幽BOOKS)
![]() | 男たちの怪談百物語 (幽BOOKS) (2012/10/05) 安曇潤平、怪談社 他 商品詳細を見る |
2010年に催された女性作家10人の共演による百物語に続き、2012年5月、今度は男性作家10人の共演による百物語が催された。
怖い話、良い話、因果話、不条理な話、不可思議な話など、こういう場でしか聞くことができない怪談九十九話。ぜひご堪能ください。
お守り その六
![]() | 男たちの怪談百物語 (幽BOOKS) (2012/10/05) 安曇潤平、怪談社 他 商品詳細を見る |
↑の本を読んでいたときの話です。
私、過去に体験した出来事から、「百話(九十九話)集めた実話怪談本は決して一日で完読してはならない!」というルールを定めているのですが、この本も七十五話ぐらいで読むのはやめよう、と購入したときは考えていました。
電車の中で五十九話まで読み終え、六十話を読もうとしたところで、吐き気をもよおしました。
あ、「これ以上はやめておけ」ということか、と思って本を閉じてしまったところ、吐き気はすぐにひいていきました。
今まで電車の中で本を読んでいて、吐き気をもよおしたのは初めてです。なので、お守りを身につけた状態で読んでいたので、神様が「そこまででやめておけ」ととめたのかな、と現時点では考えています。
お守り その五
![]() | 「カルラ舞う!」式パワースポット巡礼 (Akita Essay Collection) (2012/03/08) 永久保 貴一 商品詳細を見る |
↑の書籍、12~19頁には、正しいお参りの作法が載っています。「正しいお参りの作法」≒「(神様から授かる)気の正しい浴び方」ということなのですが、読み返していて、ある疑問が湧きました。
家の神棚からも神様の気を授かれるのかな?
早速試みてみました。
台所の流し場で「手水で手を洗い口をすすぎ、洗った手はすぐ拭かずにそのまま」にする。そして神棚の前で、「二拝・二拍手・一礼」をしました。
さて、そのまま支度をして家を出ました。一時間半程経過した頃でしょうか。吐き気をもよおしてきました。
実は私、うっかり別の神社のお守りも身につけてしまっていたんです。なので、お守りを外すと吐き気もすぐに消えました。
すると今度は、よく人や物にぶつかるようになってしまいました。ぼうっとしていたわけではないのですが、自転車に轢かれそうになることもありました。こりゃいかん、と思ってまたお守りを身につけました。
気分が悪くなったらまた外そう、と思っていたんですが、その後、気分が悪くなるようなことはありませんでした。もちろん、人や物にぶつかったり、自動車や自転車に轢かれそうになることもありませんでした。
以上の流れから、以下の仮説が立てられます。
①神棚からも気が出ていて、身に纏うことができる。
②二度目にお守りを身につけたときは体調の変化がなかったことから、神棚からの気は神社のものより弱く、都会の「気」ですぐ散ってしまう。
(ただし、私が行った作法に問題があって、正しく纏えなかった可能性も大いに在り得る。)
③二種以上の神社の気を纏うと、自分の気が不自然な状態になって体調を崩す恐れあり。
(ただし、人によっては上手く整えることができる可能性もあり。)
④身につけていたお守りは、戦時中は「弾にあたらない(弾除け)」という効果が、現在は「諸難除去(護身)」という効果が謳われているお守りなのですが、どうも謳い文句どおりの効果があるようです。
はてさて、仮説は正しいのか誤っているのか。私の周囲には「気」を知っている知人がいないので、確かめようがありませんが、気分が悪くなったのは事実ですからねぇ……。いやはや。