突如ターミナルが爆破され、桂暗殺の報が流れる! その首謀者は高杉 !?
一方、新八と神楽は銀時を追う途中で、天導衆の信徒らと衝突。その危機を救ったのは再集結した真選組!
その局長である近藤は、ゴリラと結婚式を挙げていて―― !?
以下ネタバレ含む感想。
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「守さん。これから旅に出ますので、一緒に来てもらえますか?」
突然、今日子さんに旅行に同行するよう指示された、唯一の従業員でありボディーガードである親切守。理由を訊くと、
「はい。つまり、営業です」
困惑する守だったが、その言葉通り、乗車した列車の中で事件が起きて、探偵が呼ばれることに――。
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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌
大学院生になったばかりの橘樹雅は、研究テーマに『出雲』を選ぶ。しかし、それを聞いた担当教官である御子神伶二に、出雲に対する見識のなさを指摘され、それならば、と資料を手に出雲へ発つ。
そこで実感したのは、「出雲」そして「大国主命」の周囲にある数多の謎。そして、神話について回る「櫛」の存在だった。
御子神が指摘した『出雲国風土記』最大の謎とは。「櫛」とは一体何なのか。なぜ出雲は「鬼棲む国」なのか。
正史から隠され続けてきた、真の出雲を追う旅情歴史推理小説。
新シリーズは、正史から隠され続けてきた真の出雲を追う旅情もの。
裏の目的が「縁結び」と、主人公がほどほどに俗っぽいのが、読者との距離が近くていい感じに本筋との橋渡し役になっている。一冊ごとに明らかになる真相はパズルの一片であり、シリーズが完結して初めて古代出雲王国全体が明らかになるのだろう。
そしてもう一つ、犯人が事件を起こした動機や背景がなかなかに特殊だったが、これもまた、謎を解く一片なのだろうか。
テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌
明治時代の文筆家、岡本綺堂が中国の古典から怪奇譚をよりすぐり、翻訳してまとめた中国古典怪談集。
三遊亭圓朝の『牡丹燈籠』の原典である『剪灯新話』の「牡丹燈記」や感和亭鬼武の『自来也説話』の原案である『異聞総録』の「我来也」など、日本の有名作品の大本となった説話から、古代中国ならではの展開をする奇抜な説話まで、六朝、唐、五代、宋、元、明、清、四世紀から一七世紀までの大陸の説話集を幅広く網羅しています。
全体的に、人物たちの喜怒哀楽が日本以上に激しく、それゆえの成功または失敗、また、富貴を得て怨恨を妥協するよりも清貧のままで怨恨を晴らす方を選択する子持ちの寡婦や、十三代にも渡って転生した魂を追い続け狙い続けて前世の怨みを晴らした怨霊など、死者生者問わず、恨みや妬みといった、肝が凍る程に深い執念が描写された話は大陸ならではという感じがしました。
テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学
よつばととーちゃんが東京へ!
初めての大都会でよつばは何を感じるのか。
そして、そこで出会ったのは――。
ネタバレ注意。
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テーマ:よつばと! - ジャンル:アニメ・コミック
ついに聖王国解放軍と亜人連合軍とが衝突!
その最前線に射手として参戦したネイア・バラハは、この戦いで人生の転換点を迎える。
そして、配下のメイドを従えて解放軍中枢に現れた魔皇ヤルダバオトを、魔導王アインズ・ウール・ゴウンが迎え撃つ。そして。
「だが――、そう。だが、奴は死んだ」
魔導王という最強の鬼札を失った解放軍に逆転の一手はあるのか。
聖王国解放戦争、ついに終結!
以下ネタバレ注意。
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テーマ:ファンタジー小説 - ジャンル:小説・文学
物語には敵役・悪役が必要です。ファンタジーが舞台なら悪徳商人から魔王まで。近現代が舞台なら麻薬王に武器商人、カルトの教祖にマッドサイエンティスト。
しかし個人の妄想ならともかく、実際に組織を設立しようとすると、膨大な手間暇と資金が必要となります。組織を運営し続けるための収入源も必要です。
人材や資金を集めやすいイデオロギー(思想)は何か。麻薬王や武器商人は、商品の売買で本当にそこまで資金を得られるのか。組織防衛の手段としての核兵器製作は現実的なのか。
岡田斗司夫氏の『「世界征服」は可能か? 』では主に組織・社会の観点から世界征服を論じていましたが、こちらは技術・作法の観点から世界征服を解説しています。世界征服とはあまり関係なさそうな話題もありますが、敵組織にありそうなこと、敵組織がやりそうなことを現実的に見てみるとこういうこと、という展開が面白いです。本書を読み込めば、世界とまでは言わなくても国家、または市町村程度なら征服できるかも?
テーマ:無駄知識 - ジャンル:サブカル
――そして、少年は『伝説』となる。シリーズついに完結!
もう何度「ちのー!!!」と叫んでしまったか。西尾さん地濃好きすぎる。
ついに始まる人類絶滅の事態。
過去に死んだ人たちとの会話。
ラスボスとの最終決戦。
続け様に起きる最後の展開は意外とヒーロー物の王道展開だったのでは。そしてその結末は……。
私は感動しました。
テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌
西尾 維新
講談社
売り上げランキング: 3,991
突如行方を眩ませた人工衛星《悲衛》。緊急事態に杵槻鋼矢が取った行動は、手袋鵬喜を『人間王国』へ、自分を『リーダーシップ』へ避難させることだった。鋼矢はそのまま花屋瀟(悲恋)と合流し、宇宙で行方を絶った面々を救うための策を練る。一方鵬喜は人間王国で、死んだはずの人物と再会することに――。
海と陸。二つの舞台で立て続けに起こる想定外の事態。宇宙組はどうなったのか。居残り組は宇宙組を助けることはできるのか。物語はいよいよ佳境へ!
物語は一転、居残り組がメインに。意外な人物の再登場。人間王の正体。『リーダーシップ』に隠された秘密。次々に事態が展開し、転回し、回転し、主要キャラも読者も翻弄されます。その怒涛の勢いに「どうなるの? どうなるの!」とページが進む進む。作者はこのシリーズの執筆時、よほど筆がのっていたようです。
前作の時点では、本当に十巻で終わるのか、と危惧していましたが、最終巻の前巻に相応しい物語でした。どうやら予定通り、次巻で完結しそうです。
テーマ:読んだ本 - ジャンル:本・雑誌
空知 英秋
集英社 (2018-03-02)
売り上げランキング: 248
多大な犠牲を払いながらも、ついに解放軍との戦争は集結する。また、アルタナの暴走を鎮めようと、かつて龍脈を守護していた巫女姉妹も奔走していた。しかし、虚は事態がそのように進むことを見越し、状況を更に悪化させる一手を打つ。物語はいよいよ佳境へ!
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テーマ:銀魂 - ジャンル:アニメ・コミック
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